沙摩柯とは (シャマカとは) [単語記事]

「沙摩柯」（シャマカ／サマカ 167？～ 222）とは、劉備が周囲の諌めも聞かずに関羽の弔い合戦を孫権に挑んだ際に、散切り頭に素足という姿で劉備に味方した、歴史書に存在が記録されている異民族のヒト型決戦兵器。

※三国志演義では「沙摩可」と表記される事もある。

概要（正史）

劉備が起こした蜀漢に協力する異民族の長で、関羽の弔い合戦を孫権に仕掛けた夷陵の戦いにおいて劉備に協力して呉軍と戦った。

しかし、陸遜の火攻めによって劉備軍が崩壊・敗走する中で、首をはねられてころされた。

赤面碧眼（血の様に真赤な顔に、ぎらぎらとした碧眼）という異様ないでたちの五谿蛮の王で、正史同様に劉備に協力し、関羽の弔い合戦に参加した。

「鉄疾黎骨朶」という巨大なモールを片手で振り回し、猇亭の戦いにて、病身をおして出陣していた一番乗りに定評のある男・甘寧の頭に矢を命中させて射殺するという正史の記述量からすれば大抜擢と言える役を得た。

しかし、正史同様に夷陵の戦いで劉備の軍が陸遜の火攻めに敗れると、単騎で逃亡をはかった沙摩柯は、孫権のボディガードに定評のある男・周泰と遭遇し、二十合あまりをうちあったところで、周泰に討ち取られた。

コーエーの三國志シリーズにおける沙摩柯（沙摩可）の能力一覧。