薄切りにした豆腐を油で揚げたもので、「あげ」と略すことも多い。地域によっては「薄揚げ」と呼ぶことも。
硬めに作った木綿豆腐を水切りし、最初は低温、次は高温で二度揚げして作る。
出汁が染み込みやすいので、煮物や汁物、そばやうどんなどの麺料理の具として使われることが多い。
また、中が空洞になっているので、酢飯を詰めていなりずしを作ったり、
餅を入れて餅巾着を作ったりと、さまざまな料理に活用することもできる。
もちろんそのまま焼いて、しょうゆと薬味で食べるのもありである。
油揚げは地域ごとにさまざまな厚さや形のものがあり、
郷土料理にもよく使われている。
たんぱく質が豊富で、ビタミンKとマグネシウムも多く含んでおり、栄養的にも優れた食べ物だといえるが、
たっぷり油が染みこんでいるため100gで約380kcalとなかなかの高カロリーなので、食べすぎには注意したい。少しでもカロリーを削減したければ調理前に熱湯を掛けて油抜きすると良いだろう。
その色合いから狐と紐づけられることの多い食品であり、うどんに乗せればきつねうどん、酢飯を入れれば稲荷寿司と狐関連のネーミングが多い。全国の稲荷神社でも奉納品に油揚げが採用されている。なお、これに関連して狐の好物とされることもあるが、実際には油脂を多く含む油揚げは野生動物の餌には不向きなので与えない方が良い。
掲示板
1 ななしのよっしん
2019/04/14(日) 06:50:05 ID: yNNZwjfygb
日本で豆腐を油で揚げるという発想が生まれたor輸入されたのは平安時代くらいだろうか。
野菜や魚の素揚げもあっただろうに、薄く切った豆腐を揚げたのを油揚げと称するようになった経緯は不思議だ。
当時は豆腐だって今ほど安い物では無いだろうし、そんなに揚げる機会があったのか。
ごちそうとして、野菜や魚の素揚げと比べて特筆するほど美味かったのだろうか。
2 ななしのよっしん
2024/04/20(土) 17:17:33 ID: MvYHylTH6/
ぱりっとしたものが食べたいけど風邪で喉に付かせたくないときに使える食材
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最終更新:2024/12/02(月) 21:00
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