石川賢とは、人名である。
代表作は『ゲッターロボ』『虚無戦記』『極道兵器』など。1948年生まれ。2006年死去。
ダイナミックプロ所属。師匠にして親友でもある永井豪とのコンビで多数の漫画作品を発表している。
アクション、ヤクザ、SF、ロボット、スポーツ、時代劇、ギャグなど、様々なジャンルを描いているが、不定形の怪物ドグラや、兵器として進化する人類などのモチーフを多用し、独自の世界観を築き上げている。全体的にバイオレンスな傾向が強く、強い正義感と半ば狂気を感じさせるほどの暴力性を併せ持った男性が主人公として描かれる事が多い。
巨大ロボットや重火器などの兵器、壮大なスペースオペラを迫力一杯に描写し得る画力を持ち、ストーリーの構成力も非常に高い為、後世のサブカルチャーに与えた影響は計り知れない。
『魔界転生』、『柳生十兵衛死す』等の伝奇小説や、『ウルトラマンタロウ』、『サムライスピリッツ』などの作品のコミカライズを担当したこともあるが、独自の要素が取り入れられ、原型を留めない程の改変が施されている事が殆ど。
また、「虚無る」の記事に詳しいが、オリジナル作品の多くが『虚無戦記』の一部としてまとめられるということが多い。
代表作の『ゲッターロボ・サーガ』は、『真ゲッターロボ』で完結しているが、続編の『ゲッターロボアーク』が雑誌休刊の為に連載中断してしまい、更に石川の死という止むを得ない事情が重なり、虚無ってしまった。
「ドワオ!」という独特な擬音を多用することでも知られており、石川賢的なもの=ドワオ!とされる事もある。
掲示板
193 ななしのよっしん
2024/09/22(日) 03:23:37 ID: aBC5vAirzR
石川賢氏の伝奇作品で好きなのが「海皇伝」。大海人皇子を主人公とした7世紀東アジアを舞台としているマイナー作。
後半では唐太宗による高句麗攻撃が行なわれるが、高句麗の名将・淵蓋蘇文が登場するあたり、他作者の学習歴史漫画を含めても、彼が出てくる作品は珍しい。
194 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 17:40:41 ID: tl5UD63XzD
作家性というか独自要素が突き抜けてるだけで
話の骨格や基本的なところ自体は真っ当なことが多い気がする石川作品
195 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 18:01:58 ID: rnakt/BQR4
基本的にヒーローが悪い奴をやっつけるだから本当に王道
大団円で終わる作品も多いけど大団円で終わっていい所をさらに1段最終ページに山を作って終わるからすごく印象に残る、魔界転生や神州纐纈城は頂点だと思う
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最終更新:2024/11/24(日) 16:00
最終更新:2024/11/24(日) 15:00
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