スペースオペラとは、宇宙を舞台にした騎士道物語とか冒険活劇とかそんな感じのSFのサブジャンルの一つである。
かつては蔑称、今は宇宙を舞台にした冒険活劇、宇宙を舞台にした壮大な叙事詩の事。日本での略称はスペオペ。
詳しい歴史をその手の人に語ってもらうとメモだけで論文が書けそうなレベルのため、言葉の成立についてwikipediaの記載から掻い摘んで記載する。
スペース・オペラという言葉自体は1941年頃に後のSF・ミステリ作家であるウィルスン・タッカー氏がファンジン、今で言う同人誌的な冊子で蔑称として用いたのが最初だそうな。これは「安っぽくて通俗的な連続メロドラマ」は石鹸(ソープ)の会社が提供していたことが多かったため「ソープオペラ」と呼ばれており、「宇宙を舞台にしたソープオペラに過ぎない」という意味が込められていたものと思われる。
そのせいか、昔の騎士道物語や冒険活劇、あるいは西部劇の舞台や設定を置き換えただけのもの、と言った意味で捻りのないSF(サイエンスフィクションというよりサイエンスファンタジーの類)をスペースオペラと呼ぶ使い方が続く事となる。
現在は再定義が行われたものの、かつてスペースオペラと呼ばれた作品が実はそうでないとか、古い作品の作風は再定義後はスペースオペラだとか、少々ややこしいかもしれない。暗い宇宙時代を描くニュー・スペースオペラというサブジャンル(サイバーパンク運動の余波とも言われる)もある。
結局はどんな作品が該当するのよって事だが、乱暴なイメージの提示で恐縮ながら、
スターウォーズ=スペースオペラ
と思っていいんじゃないかな、多分。
掲示板
58 ななしのよっしん
2024/10/17(木) 20:15:53 ID: vpxog9Mv7a
銀河レベルの話なら超光速ワープはあってほしいな
『三体』は面白かったが、隣の恒星系から最初の「攻撃」が届くまでに数百年かかるってのは、
全部の宇宙戦争SFがそうなるのはさすがに困る
というかその三体もワープができないだけで、量子もつれ通信という名の大ウソ超光速通信技術が無いと話が成り立たなかった
59 ななしのよっしん
2025/01/19(日) 23:15:53 ID: kU15RbwFgX
まあ、宇宙の科学的解明が進むにつれて、漫画アニメラノベなどのライトフィクションにおける「宇宙」を現実の物理学と切り離す必要性が生じてるのは確かだろうね。
その構造物、太陽系にあるみたいだけどどういう重力下にあるの?その大きさで静止は考えにくいし仮に静止してたら地球と一瞬で離れるよね?地球との距離が一定なのはなんで?とかいちいち突っ込んでると話がもたない。
60 ななしのよっしん
2025/07/19(土) 23:20:56 ID: nVvlAQuiuy
現実で無人兵器が発達してるから、未来の軍隊は無人で運用される可能性が高いわけで、もはや有人の宇宙戦艦もそのままではリアリティのない存在になってしまった。
ワープ航法が普及するほど進んだ文明で有人の宇宙戦艦を運用する説得力のある理由や論理が必要だけれども、ガンダムのミノフスキー粒子をパクる以外に思い付くものがない。
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最終更新:2025/12/16(火) 13:00
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