禍特対とは、映画『シン・ウルトラマン』に登場する組織である。
日本国内に頻出する巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」へ対処するために設立された防災庁が「禍威獣災害復興本部」と共に設置した組織。正式名称「禍威獣特設対策室」。英語表記「S-Class Species Suppressions Protocol(enforcement unit)」。対策室の下部組織として実務に当たる「専従班」がある。専従班は生物学、物理学などのスペシャリストにより編成された組織であり、禍威獣が現れた際には現場に赴き、自衛隊などの指揮権が一時的に禍特対に移る。
「KATO太くん」というマスコットキャラクターがおり、ぬいぐるみなどグッズ化されている。
敵性大型生物第4号「ラルゲユウス」を取り逃したことがきっかけで設立され、第5号「カイゲル」で初出動、自衛隊との連携により駆除に成功した。続く第6号「パゴス」の対処にもあたったが、この際現場に多数の放射性物質を撒き散らしてしまい、後始末に苦慮したものの最終的には駆除に成功している。このような経緯に加えて現場に突然現れては指揮を委ねられる組織ということもありあまり好ましく思われてはいないようであり、メンバーの船縁由美は禍特対を「霞ヶ関の独立愚連隊」と称している。また予算もあまり割かれていないようで、居室で使われているコンピューターのバックアップも取れないために一時的に全データ消失の憂き目に遭うこともあった。
ウルトラシリーズで言うところの防衛チームにあたり、禍特対という名前もウルトラマンに登場した「科学特捜隊(科特隊)」と共通したネーミングとなっている。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/28(日) 05:00
最終更新:2024/04/28(日) 05:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。