ここで解説する誘導ロボとは、劇場版『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』に登場するキャラクターである。
声優は小林俊夫。
本作の舞台となる新ナメック星に取りついた機械惑星、ビッグゲテスター内に登場した誘導ロボット。
ビッグゲテスター内部に拉致された悟飯たちをすり潰し生命エネルギーを取り出そうとし、その際に明るい声と丁寧な口調で
「はい、静かにぃ、静かにぃ。一同静かにぃ。はい、これからあなた方を磨り潰しますぅ。出てきた生命エネルギーは全て、このビックゲテスターのエネルギーとさせていただきますぅ。感謝するように。」
と残酷な言葉を言い放ち、モブキャラながらも全視聴者たちとその場にいた者たちに強烈なインパクトを与えた。
そして、激高して殴りかかったヤジロベーを「はい、元気があっていいですねぇ。まずはあなたから。」というまるでブロリーの名言「まずお前から血祭りに上げてやる」を馬鹿丁寧に言い換えたとしか思えないような発言とともに連行、彼とともに悟飯・クリリン・亀仙人・ウーロンをまとめて片手で連行していった。
なお、内部に侵入したピッコロに気付いた際には「おや、またお客さんのようですね」と発言している。
冒頭に登場した戦闘ロボット同様頑丈な装甲を有している。その後、ヤジロベーを拘束して「切って、刻んで、磨り潰す」という掛け声とともに回転鋸で切り刻もうとするも、その直前にメタルクウラ・コアの損傷により、他のロボット兵とともに自爆した。
デザインは、『Dr.スランプ』に登場した則巻ターボをよみがえらせた宇宙人の通訳ロボと同じものである。(Wikipedia『激突!!100億パワーの戦士たち』より)
本作で数百体以上のメタルクウラが視聴者たち及び孫悟空とベジータに与えた絶望感には遠く及ばないものの、その強烈なインパクトやメタルクウラとの絶望的な戦闘とのギャップからニコニコ動画上では彼(?)も異様な人気がある。
ブロリーMADに登場するアンゴル、モア、シャモ、タコ科学者などを除けば、ドラゴンボールの劇場版に登場するモブキャラの中では最も人気があるキャラクターの一人と言って差し支えないだろう。
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最終更新:2024/05/09(木) 03:00
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