超人血盟軍とは、漫画「キン肉マン」に登場するチームである。「ソルジャー・チーム」とも呼ばれている。
初登場はキン肉星王位争奪編にあたる原作コミック26巻。1回戦終了時点でまだチームメイトを決めていなかったキン肉マンソルジャー(キン肉アタル)が西ドイツ(当時)のベルリンへと足を運び、ブロッケンJr、バッファローマン、アシュラマン、ザ・ニンジャという正義超人・悪魔超人の精鋭たちをメンバーとして勧誘。当初はキン肉マンと敵対することから勧誘を拒否していたが、その後ソルジャーが誘拐犯から子供を助けた場面を目撃し、キン肉マンとは別の魅力に惹かれチーム入りを決断した。(なんという冷静で的確な判断力なんだ!!)
2013年ジャンプスクエアに掲載された読切版「超人血盟軍結成秘話」では、ソルジャーがチーム編成を決めた意図が語られている。選ばれた4人は共通して強いプライドの持ち主であり、本来であればチームとして行動するには適さない「はみ出し者」ばかりである。しかし、そのはみ出し者たちが1つ1つのピースが合わさったとき、ただの馴れ合いの友情ごっこにはない“誇り”を持った最強のチームになれる。そして、ソルジャー・チームを“誇り”の集団と定義づけた。
こうして王位争奪戦準決勝の会場である名古屋城に姿を現した5人の超人は、正義も悪魔もない、理想の超人界を作るために結成されたチーム超人血盟軍の結成を宣言。
ちなみに、本来準決勝のリングに立つはずであった残虐チームは、サバイバルマッチ参加前の富士山強化合宿中にキン肉アタルによって全員倒されている。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編では、キン肉アタルとブロッケンJr.がタッグチーム「フルメタルジャケッツ」を結成。オメガマン・アリステラとマリキータマンの「オメガ・グロリアス」とのタッグマッチを行うことに。場所は血盟軍にとって因縁のある関ヶ原の立方体リング。見事試合に勝利し、アリステラを改心させた。
超神編ではアタルとブロッケンJr.が向かった「十字架の丘」にサタンクロスが現れ、彼を追ってアシュラマンが駆けつける。後にバッファローマンとザ・ニンジャも到着し、五人が揃って打倒超神への決意を固める。





【シングルマッチ】
✕ザ・ニンジャ(トライアングルドリーマー)サタンクロス◯
【シングルマッチ】
△アシュラマン(両者ノックアウト)サタンクロス△
【6人タッグ・キャプテンバンダナマッチ】
✕キン肉マンソルジャー キン肉マンスーパー・フェニックス◯
バッファローマン (マッスル・リベンジャー)マンモスマン
ブロッケンJr. プリズマン
【タッグマッチ】
○キン肉マンソルジャー(アタル版マッスル・スパーク)オメガマン・アリステラ✕
ブロッケンJr. マリキータマン
前述したとおり、戦績そのものはけっして良いとは言えない。だが、5人が見せた固い結束力と信念、メンバーのあまりにも壮絶な最期、そしてリーダーであるキン肉アタルのカリスマ性はスグルたち正義超人に大きな影響を与え、後のシリーズでもその影響力はところどころに反映され、伝説のユニットとして定義づけられている。
何よりも読者からの人気は絶大なものがあり、登場から30年ほどチームとしての登場はないものの21世紀に入った2013年、2015年、2017年、2019年におこなわれた「超人総選挙」において、いずれもメンバー全員がトップ10入りするという快挙を成し遂げており、その人気の凄まじさを証明している。
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最終更新:2025/12/05(金) 20:00
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