オモシロ起源説とは (オモシロキゲンセツとは) [単語記事]

オモシロ起源説とは、漫画『キン肉マン』に頻発する事象である。

概要

作中では、超人は数億年前から地球で様々な文明を築いて繁栄したと言う事になっている。そのため我々人間が常識だと思っている歴史解釈は間違っており（正しい情報が伝わっておらず）、「人類が作ったと思っている事象や文化や歴史遺産は、実はさらに昔に行っていた超人の影響だったのだ」という解説が為される事態が発生する。
これは旧作からもちらほら存在したのだが、数億年前からの歴史の当事者である完璧超人始祖や、かつて完璧超人始祖に敗れた者たちの末裔であるオメガの民が登場するにつれて数が増えていった。
このツッコミどころ満載の衝撃の事実が連続して開陳される様を、サンシャインが「オモシロ起源説」と表現。以降、その呼び名が定着している。

オモシロ起源説一覧

神代

剣道着のデザインは、超人の神々が物事に専心する際に着用する「発心の鎧」というものである。
天上界に「ゴルディアスの結び目」という神でも解けぬ結び目があり、調和の神が切断することで解いた。（これは超人たちをどう扱うかという難題についてカピラリア光線照射という強攻策で解決した事への比喩かもしれない）

完璧超人始祖時代

エアーズロックは「ウルル」と呼ばれるが、これはザ・マンの口癖「グロロ」を聞いた現地住民がその地をグロロと名付け、長い歴史の間で発音が変化していったもの。
古代にはザ・マンを象った巨像が世界各地に建造されており、古代ギリシアの巨神像やアメリカの自由の女神像はそれに影響を受けたもの。
ローマのコロッセオでは若き超人たちが神への奉納試合を行っていたが、やがて人間を客とする見世物になってしまった。
安土城はかつてオメガの民が拠点としていた城の跡地に造られたもの。他にも、世界各地に存在するオメガの民の拠点跡地に人間が城を築いている。
地球に存在する「アンティキティラの歯車」などのオーパーツはオメガの民の先祖が作り出した文明の遺物。
日本各地に見られる前方後円墳は、地中からマグネット・パワーを引き出すための鍵穴「アポロン・ウインドゥ」である。マグネット・パワー研究の第一人者であるサイコマンは日本の他にも世界中に秘められたアポロン・ウインドゥの位置を知悉している。なんで太陽の神の名を関しているのかは不明
かつてゴールドマンやシルバーマンたちが「ヘラクレスの掌」という闘技場を建造したが、続いて「ヘラクリスの足の裏」まで建造、完成後にあまりのデザインの悪さに気づいて封印した。伝説の中では「神々が造った」という話で伝わっているが、現在の設定と照らし合わせると間違いなくこれを造ったのは完璧超人始祖たちである。
……が、封印したまま時が流れ、現代にまで伝わってしまい、黒歴史ノートのごとく発見されて実戦で使用されてしまう。ゴールドマンたちは死にたかったに違いない。あの時シングマンに破壊させておけば……。

ゴールドマン、シルバーマン離脱以降の時代

金閣寺と銀閣寺は、超人墓場から外界に出てきたゴールドマンとシルバーマンが作った修行地「ゴールドキャッスル」「シルバーキャッスル」の跡地に造られたもの。
魔界は超人墓場を模してゴールドマンが作った。大魔王サタンは関係なかった。矛盾する後付設定が頻発するからこの二人の関係は本当にややこしい。
エジプトに見られる階段ピラミッドは古代に完璧超人・正義超人・悪魔超人が戦った試合場だった。「種に交われば種にあらず」と超人墓場に籠もってたという話はどこへ消えた
ゴールドマンとシルバーマンがジャスティスマンの裁定のもとで決闘を行い相打ちとなった逸話が、現代では神々の戦いとされ「天上兄弟喧嘩」の伝説として伝わっている。また、完璧超人始祖ジャスティスマンは「裁きの神ジャスティス」として語り継がれた。

古代（人類史）

ナスカの地上絵は古代インカの人々が水洗トイレにウンコをしていた図柄である。
スフィンクスの顔が損傷しているのは、超人が神を冒涜するために破壊したから。
人間の間ではナポレオンが破壊したと伝わっているが、下記にあるようにナポレオンは時間超人である。
バベルの塔は超人の神が住まう天上界と地上を繋ぐ道で、現出させようとした人間もいたが超人の神に道を閉ざされた。
レバノンのバールベック遺跡にある巨石は古代に時間超人が試合を行っていた場所。

近代以降

ナポレオン・ボナパルトは時間超人であり、特徴的な帽子は魔時角を隠すために着用していた。人間社会の権力の座に超人が就いていたという異例の事態である。
スペインによるインカ侵略に超人としか思えない兵士が参加しており、プレートアーマーを着たままスープレックスを繰り出してベンキマンを破っている。明言されてないのでこのスペイン兵は人間という可能性があるが
本能寺の変の首謀者はザ・マン。超人墓場に攻め入ろうとした織田信長を抹殺するため、明智光秀にえらい悪人面で啓示を下した。防衛のためとは言え、超人が直接人間を攻撃する事はさすがにためらったのだろう。
巌流島は古代の超人たちが決闘場としていた場所の跡地で、武蔵と小次郎はその場に残る戦いの空気に惹かれてこの地で決闘を行った。
アメリカ・モハーヴェ砂漠にある巨大メガフォンの正体は超人製造機であり、天界で超人製造が禁止されたことでこの地に廃棄されていた。