Beppi The Clown(道化師ベッピ)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
インクウェル島のワールド2に登場するボスキャラクター。道化師ということもあってか、戦う最中に体を自由自在に変化させ、トリッキーな攻撃を仕掛けてくる。それだけでなく、ジェットコースターやメリーゴーランド、回転ブランコなど、遊園地ならではのギミックが満載のステージとなっている。
ステージ名は「Carnival Kerfuffle(お祭り騒ぎ大騒ぎ)」。Carnivalはもともとカトリック教徒の祝祭で、キリストをしのんで肉を使い切るための謝肉祭を指し、転じてお祭り騒ぎを意味するようになった。Kerfuffleも同じく大騒ぎを意味している。
細長い体型は、フライシャー・スタジオの最初期のアニメ「道化師ココ」から。初期はOut of the Inkwellシリーズの主人公だったが、やがてベティの相手役を兼ねるようになる。
名前はバルーンアート専門パフォーマーのPeppi The Clownぽいが、実際は1928年のサイレント映画「Laugh, Clown, Laugh」に登場するTito Beppiという名の道化師から。Beppiという名前はBeppe(Giuseppe、ジュゼッペの愛称。ジョセフのイタリア名)を変形したものである。
背景の遊園地は、ディズニー映画「ピノキオ」に登場するプレジャー・アイランドがモチーフ。何をしても怒られない自由な島だが、その目的は不良たちを連れ込み、ロバにして売るための非常に恐ろしい場所だった。ロバに変化する場面はトラウマシーンとして有名。
人型の形態でバンパーカーに乗り込み、突進攻撃を仕掛けてくる。動き自体は単純だが、上部ではダンボールのアヒルが次々に流れてくるため、そちらにも注意を向ける必要がある。アヒルはそのまま触れるとダメージを受けるが、ショットを当ててくるくる回る状態にすればダメージを受けない。時折電球をぶら下げたアヒルが出てくるが、それはプレイヤーの真下に来ると電球を落とす厄介な性質を持つので、早めにショットを当てておこう。一定量ダメージを与えると。突進攻撃に失敗したBeppiはレール上から落っこちる。
下から出てきたかと思えば、体をバルーンのように膨らませて巨大化する。攻撃は当てやすくなっているが、左右から次々に犬型のバルーンが襲ってくるため、避けるなり倒すなりして対処しよう。ピンク色のバルーンはパリィ可能。
また、この形態より、一定間隔で右端からジェットコースターがやってくるようになる。チンチンチンチンと音が聞こえてきたら近づいている合図なので身構えよう。ジェットコースターだけでなく、乗客にも当たり判定があるので注意。
再び元の姿に戻り、メリーゴーランドの馬に乗って登場。その後左右に現れては、馬が蹄鉄を吐く攻撃を繰り返す。
黄色い蹄鉄の場合、一度画面外へ消えた後、再び画面内に戻って落ちてくる。蹄鉄は一直線に並んで落ちるが、必ずどこかに空きスペースがあるので、その中に入ってやり過ごそう。緑色の蹄鉄の場合、波のような軌道でこちらに向かってくる。上にある時にくぐり抜けるか、下にある時にジャンプで超えよう。ピンク色の蹄鉄はパリィ可能。
巨大な回転ブランコに変化。以降はブランコに乗るか、レール上で戦うかを状況に応じて判断する必要がある。ジェットコースターの速度が急激に上がるため、通過時はブランコに乗るのが安全だろう。
時折Beppiは口から4匹のペンギンを出してくる。レール上に並ぶ時点でうざったいが、それに加え野球ボールをこちらに向けて投げてくるので非常に厄介。出てきたらさっさと倒した方が良いが、ジェットコースターにも気を配らないとあっさりやられてしまうため、何度も挑戦して慣れていくしかない。
上は英語版、下は日本語版。Beppiの台詞はその全てがアメリカンジョークなため、そのまま翻訳しても面白さが伝わらず、一番苦労したんだそう。その分翻訳班の本気を見ることができる。
Why'd the clown drive over the cup? He wanted to crack him up.
What'd the balloon animals think of the cup? Quite the gob-let-down!
Knock knock. Who's there? Charlie. Charlie who? Charlie horse!
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/03(火) 04:00
最終更新:2024/12/03(火) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。