CBR1000RRとは、ホンダが開発・製造しているスーパースポーツ(フルカウル)タイプのオートバイ(大型自動二輪車)である。「ファイヤーブレード(FireBlade)」の愛称を持つ。
初代CBR1000RRは2004年3月にmotoGPで活躍したRC211Vや同社のミドルフルカウルスポーツバイクであったCBR600RRの技術を応用し、同社の最高峰スーパースポーツマシンであったCBR954RRの後継機種として発売された。外観デザインもRC211Vを踏襲したもので、市販車では世界初の電子制御式ステアリングダンパーや特徴的なセンターアップマフラーを採用したことでも話題となった。
以降幾度のモデルチェンジ、マイナーチェンジが行われ、現在5代目となっているが、どの世代も共通して「操る喜び」を第一に開発され、軽量・コンパクトさに重きが置かれる傾向にあり、CBR900RR時代からの「あくまでもライダー主役のスーパースポーツ」という思想は今日に至るまで継承されている。
初代(SC57型)~4代目(SC59型)のCBR1000RRは販売対象国によって日本国内仕様・北米豪州仕様・欧州仕様の3つに大別できる。5代目(SC77型)からは国内排出ガス規制および騒音規制の欧州規制との共通化により、日本国内仕様もエンジンスペックは欧州仕様とほぼ同一になった。
車両型式名 | 2BL-SC77 |
全長 | 2,065mm |
全幅 | 720mm |
全高 | 1,125mm |
ホイールベース | 1,405mm |
地上最低高 | 130mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 196kg (SP1: 195kg) |
最小回転半径 | 3.2m |
エンジン型式名 | SC77E |
エンジン形式 | 水冷直列4気筒 |
吸排気弁構造 | DOHC4バルブ |
総排気量 | 999cc |
内径×行程 | 76mm×55.1mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 192PS/13,000rpm |
最大トルク | 11.6kgf・m/11,000rpm |
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI) |
エンジン始動方式 | セルスターター |
点火方式 | フルトランジスタ式・バッテリー点火 |
エンジン潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量 | 16L・ハイオクガソリン指定 |
燃費 | 25.0km/L (60km/h定地走行テスト値) |
クラッチ形式 | 湿式多板・スリッパークラッチ |
トランスミッション | 常時噛合式6速MT |
タイヤサイズ | 前:120/70ZR17(58W) 後:190/50ZR17(73W) |
ブレーキ | 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク |
サスペンション | 前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式・ユニットプロリンク |
フレーム形式 | アルミニウムダイキャスト製・ダイヤモンド |
価格(日本国内仕様) | 2,014,200円~(通常仕様) 2,462,400円(SP1) |
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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