Ediusとは、グラスバレー(旧トムソン・カノープス)が2003年から開発・販売しているノンリニア編集ソフトウェア(動画編集ソフト)である。
動画コーデックとして広く普及している「DivX/XviD/WMV」は勿論のこと、デジタルビデオカメラなどで利用される「DV/HDV/AVCHD」に対応する上、「Canopus HQ」という放送業界でも採用される独自コーデックや自社製ハードウェアを持つ高機能な動画編集ソフトウェア。
比較的ハードウェアの制約が少なく、SSE3に対応したマルチコアCPUやDirectX 9.0c/PixelShader3.0以上に対応したグラフィックボードを持つ一般的な「自作PC」なら、動作要件を簡単に満たすことが可能。
記事編集主の動画作成用暫定機「DELL Inspiron530s(無理矢理カスタム仕様)(Intel PentiumDC E2140+512MBx2 RAM+nVidia GeForce 8400GS)」でEdiusNeo(Version1.1)は難なく動作したことを確認した。
但し、チップセット統合型グラフィックアクセラレータ(Intel GMA950など)では動作しないので注意が必要。つまり「メーカー製PCの大半では動作しない」ことと同義と言える。
(「エディウスJ」の動作要件に関してはその限りではない、詳しい動作要件は後述を参照。)
エントリー向け。小学校などの教育機関向けビデオ編集ソフトとして発売。
ジャストシステムとの共同開発で初等教育の検定教科書にも採用されている。
ミドルレンジ向け。家庭用のビデオ編集から映像クリエイターの本格的な映像制作まで、幅広い用途で利用可能。ニコニコ動画においてもMAD動画作成などにも利用できる。
数多くのトランジションやビデオフィルター、トラック拡張機能や複数シーケンスの同時編集など、民生向けとしては最高峰の機能を有する上、価格も2万円程度とお手頃な製品。
ユーザーインターフェースは「EdiusPro」と同様のものとなり、アップグレードを行っても基本操作を変えることなく高機能版へ移行できるため、操作の引き継ぎも容易になる。
搭載エンジンもEdiusProと同様なため、高品質なビデオ作成が可能(但し、元画質の動画品質に依存する。)
また、H.264出力を利用することで、SmileVideoでの高画質アップロードにも対応できる。
Edius Neo 2 Booster(実質バージョン2.5)でWindows 7の64bit環境に対応。2010年11月にバージョン3(Edius Neo 3)へバージョンアップの予定である。
ハイエンド/プロフェッショナル向け。放送業界でも採用されるなど、利用者の幅も広い。
トランジションやビデオフィルターもさらに拡充され、テロップ作成機能も強化されている。
また、同社製のハードウェアと合わせて「ノンリニア編集システム」を構築することも可能。
こちらもH.264出力を利用することで、SmileVideoでの高画質アップロードにも対応。
CPU | 通常モード : Intel Pentium 4またはCeleron 1.3GHz以上 ハイビジョンモード : Intel Pentium D 3.0GHz以上、Intel Core2Duo E6300以上、 Intel Xeon 2.8GHz デュアルプロセッサ(Hyper-Threading:有効) |
メディアドライブ | ソフトウェアのインストールに必要 DVD作成に書き込み型DVDドライブが必要 |
メモリ | 512MB以上 ※ハイビジョンモードの場合は1GB以上を推奨 |
ハードディスク | ソフトウェアのインストールに800MB以上の空き容量 ※映像用として編集する映像の2倍程度の空き容量が必要。 ハイビジョンモードの場合はATA100/7200回転以上のドライブが必要。 |
グラフィック | 1024×768ドット・32bit以上の解像度をもち、 DirectShowのオフスクリーンオーバーレイに対応したもの |
ビデオメモリ | 通常モード : 64MB以上 ハイビジョンモード : 128MB以上 |
サウンドシステム | オンボードのサウンド機能、またはサウンドカードが必須 アフレコを行うにはマイクで音声入力できるパソコン環境が必要 |
IEEE1394(OHCI) | DV/HDVビデオカメラからの取り込み、テープに出力する際に必要 |
対応OS | Microsoft Windows Vista日本語版+SP1 (32bit) (Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate) Microsoft Windows XP日本語版+SP2(Home Edition / Professional) ※Microsoft Windows XP Home Edition はデュアルプロセッサには対応していません。 |
インターネット接続環境 | ユーザー登録、ソフトウェアのアップデート等に必要 |
その他 | ・カノープスのハードウェアビデオ編集製品には対応しておりません。 ・EDIUSシリーズ、EDIUS Neo、EDIUS Proシリーズとの互換性はありません。 ・上記の条件を満たすPCでの動作保証をしているものではありません。 ・本製品は1PC 1ライセンスです。 |
CPU | Intel社製Pentium 4, Xeon, Core Duo同等以上 ※1 |
メモリ | 1GB (2GB以上推奨) |
ハードディスク | ソフトウェアのインストールに3GB以上の空き容量が必要 映像用にATA100/7200回転以上のドライブが必要 ※2 |
グラフィック | Direct 3D 9.0c 以降、PixelShader Model 3.0以上に対応したGPUを搭載したものが必要 ※3、※4、※5 |
サウンドシステム | WDM準拠のものが必要 |
光学ドライブ | ソフトウェアのインストールにDVD-ROMドライブが必要※6 |
対応OS | ・Microsoft Windows 7 日本語版(32bit/64bit) ・Microsoft Windows Vista 日本語版 + SP2(32bit/64bit) ・Microsoft Windows XP 日本語版 + SP3以上(32bit)※7 |
インターネット 接続環境 |
ユーザー登録、ソフトウェアのアップデート等に必要 |
対応ハードウェア | OHCI準拠IEEE1394インターフェース、FIRECODER Blu、HDSPARKに対応 |
その他 | ●EDIUS Proシリーズ、エディウスJのプロジェクトファイル互換に関しては保証できません ●上記の条件を満たすPCでの動作を保証するものではありません |
※1 SSE2以上必須、マルチコア/マルチCPU対応
※2 HD解像度の編集にはRAID 0を推奨します。
ブルーレイ、DVD作成時は作業領域としてディスク容量の2倍以上の空き容量が必要です。
※3 上記を満たさない環境でも動作しますが、EDIUS Neo 2のGPUfxは使用できません。
※4 GPUfxを使用するには、HDプロジェクトで256MB以上、
SDプロジェクトで128MB以上のビデオメモリが必要です。
※5 DirectDrawオーバーレイを使用する場合、一部機能は使用できません。
※6 ブルーレイやDVDの作成には対応ドライブとメディアが必要です。
※7 Virtual PC、VMWare、Windows7のWindows XP modeなど仮想OS内での動作は保証しません。
※上記に適合するすべての環境での動作を保証するものではありません。
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最終更新:2024/05/21(火) 22:00
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