No.53 偽骸神 Heart-eartH 単語


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ナンバーズゴジュウサンギガイシンハートアース

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見るがいい。これがナンバーズの頂に立つ最強ナンバーズ
然のをまとい世界を震撼させよ!
現れろ!No.53 偽骸神 Heart-eartH!

No.53 偽骸神 Heart-eartHとは、アニメ遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。

概要

Dr.フェイカーの使用するナンバーズの1枚。レベル5モンスター3体を素材とするランク5、闇属性、攻守ともに100モンスターエクシーズ。No.共通効果のほか以下のような効果を持つ。

  1. 相手の魔法モンスター効果を受けない。
  2. このカードが攻撃を受ける時、1ターンに1度、自分の墓地モンスター1体を選択してこのカードに装備でき、この効果でカードを装備している限り、このカードの攻撃力はこの効果を発動した戦闘での攻撃モンスターの元々の攻撃力分アップする。
  3. このカードが破壊される場合、このカードに装備されたカード墓地へ送る事で破壊を効にする。また、この効果によって装備カード墓地へ送る事によって変化した攻撃力の数値の半分のダメージを相手プレイヤーに与える。
  4. このカードが相手にダメージを与えた場合、このカードエクシーズ素材を1つ取り除く事で、与えたダメージの半分の数値分、自分のライフポイント回復する。
  5. 1ターンに1度、自分がダメージを受けた場合、このカードエクシーズ素材を1つ取り除く事で、受けたダメージの半分の数値分のダメージを相手プレイヤーに与える。
  6. エクシーズ素材のないこのカードが攻撃を受けた場合、このカードエクシーズ素材としてエクストラデッキから「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」を特殊召喚できる。

※正確なテキストは不明のため、Dr.フェイカー台詞や状況からの推測を含む。


WDC編の事実上のクライマックス遊馬シャークカイトVSDr.フェイカー戦で登場した。
(フェイカーのライは12000、3人が共用で4000。ターン回りはフェイカー→遊馬シャークカイト→フェイカー…)

Dr.フェイカーの先攻1ターン、「ガーベージ・ロード」3体をオーバーレイ・ユニットエクシーズ召喚。さらに「バトルルート」を発動し、強制的に攻撃させようとする。
思惑通り、「No.39 希望皇ホープ」に攻撃させ、効果で攻撃力をあげて返り討ちにしようとしたが、遊馬ホープの効果(アニメ版)と「ダブル・アップ・チャンス」のコンボで攻撃力を2倍にしたため、こちらが戦闘で負けてしまった。しかし、3.の効果によって装備カードを犠牲に破壊を免れ、さらに効果ダメージトリガーに4.の効果でライフ回復した。

次のシャークターンには、「シールドフィン」でホープの元々の攻撃力を0にし、戦闘破壊耐性をつけられたため、2.の効果を駄に使うこととなってしまった。さらに「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」の攻撃を受け大ダメージを負ったが5.の効果でシャークにもダメージを与えた。

次のカイトターンホープの攻撃を受けて2.の効果を発動した(「シールドフィン」の発動条件の都合上、ここで発動しないとそのまま戦闘で負けてこのカードが破壊されてしまう)。さらにシャークドレイクの攻撃を受けたが、3.の効果で破壊は免れた。5.の効果でダメージを与えようとしたものの、「フォトン・プリヴェント」の効果でダメージを防がれてしまい、そのまま丸腰の状態で「銀河眼の光子竜」の攻撃を受けたが、6.の効果で「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」を特殊召喚した。


攻撃名は「フェイクバーン」。

自身のナンバーの刻印は、頭の右側の突起にある。

いくつもの強力な効果を持つが、どれもこれも受動的な効果である。攻撃力100なので自分から攻撃するのは難しく、「バトルルート」のようなカードで強制戦闘させないとなかなか活躍させられない。の姿のHeart-eartH Dragonではないから受動的な効果しかないということだろうか。
強力な効果なのはその通りだが、対する3人は皆何らかの手段でこのカードの効果を突破しており、再びフェイカーのターン回る前に退場している(Heart-eartH Dragonオーバーレイ・ユニットとしては残り続けているが)。

本編中の字幕提供画面ではHeart-eartHが「ハートアース」とカタカナで表記されていた。Heart-eartHの表記はアニメ公式サイトモンスターエクシーズ図鑑」や、後述するOCG版で確認できる。

公式サイトモンスターエクシーズ図鑑」では、「闇属性」と書かれて「ひかりぞくせい」とルビが振られている。
劇中で属性に触れられることはなかったが、Heart-eartH Dragon属性や、OCG版での設定を考えると、ルビのほうが誤りであると思われる。

OCG版

COSMO BLAZER」(2012年11月17日発売)でOCGに登場。

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 100
レベル5モンスター×3
1ターンに1度、このカードが攻撃対に選択された時、
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時までその攻撃モンスターの元々の攻撃力分アップする。
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
エクシーズ素材いこのカードカードの効果によって破壊された時、
墓地のこのカードエクシーズ素材として、エクストラデッキから
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」1体をエクシーズ召喚扱いとして特殊召喚する。

注:「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」に読み替える

※「COSMO BLAZER」収録のカードCBLZ-JP046)による

アニメ版とのおもな相違点は以下。


レベル5モンスター×3という厳しい素材定する。悪魔族であれば「暗黒界の軍神 シルバ」と「暗黒界武神 ゴルド」や、「霊の護送」などが使いやすい。ライフコスト重いが「ガーベージ・ロード」もある。
また、「バイス・ドラゴン」などに「地獄暴走召喚」を使えば一気にそろう。

攻撃力上昇効果は1ターンに1度しか使えないため、2体以上で攻撃を受けると対処しきれない。また、「元々の攻撃力分」しかアップしないため、攻撃力が上がったモンスターも相手にできない(どちらもアニメ版から存在した弱点である)。攻撃対になったときのみなので、自分から攻撃を仕掛けることはできないのも欠点(やはりアニメ版も同様だが)。

素材と引き換えに破壊を回避できる効果を持つ。この効果があれば破壊される可性は低い。しかし、破壊以外には対応しないため、「No.50 ブラック・コーン号」などの破壊しない除去には対応できない。

Heart-eartH Dragonエクシーズ召喚する効果は、条件が厳しい。素材がない状態でなければならないので、エクシーズ召喚直後に狙うのは難しい。また、破壊以外の除去や戦闘破壊では条件を満たせない。
自分で破壊してもいいので、「ブラック・ホール」などの全体除去にまきこんだり、攻撃力の低さを生かして「リミットリバース」を利用すれば簡単に発動できる。蘇生させて使い回しが効くので、エクストラデッキに複数のHeart-eartH Dragonを入れておけば、1枚のこのカードから何度も出せる。

同じランク5には汎用性の高い「No.61 ヴォルカザウルス」やターン中ずっと持続する破壊耐性を持つ「No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー」など、扱いやすいモンスターも多い。このカードは効果が受動的で、単体では扱いにくいため、優先して採用するのであればHeart-eartH Dragonエクシーズ召喚までを視野に入れてデッキを構築したほうがいいだろう。


自身のナンバーである53にちなんでかは不明だが、素材定が「レベル5モンスター×3」となっている。

エクシーズ素材の有にかかわらず効果を発揮するモンスターはそれなりにいるが、全に素材がないときにしか使えないメリット効果を持つモンスターしい(一応、「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」の素材補充効果も素材がないときにしか使用できないが、こちらは素材復活させて再び効果を使えるようにするためという意味合いが強い)。

2014年7月10日ルール改訂で、「エンドフェイズ時」から「ターン終了時」へとエラッタされた1枚。
これまでは攻撃力が元に戻る処理をエンドフェイズ中に行っていたものが、これからはエンドフェイズの間に元に戻ることはなく、次のターンの開始時に元に戻っているようになった。

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