Thanksとは、MMD動画制作者、VRChat映像制作者である。
関わった作品を中心に旧アカウントに投稿された時系列順に記述する。
なお、旧アカウントの動画非表示化・新アカウントへの移行に伴い、非公開となった動画は新アカウントに投稿されたものを引用する。
2011年4月17日、daniwellP制作のミクオリジナル曲『コトバトラボラト』のPVをもって初投稿。本作品では、「あにまさ式ミク」が出演している。本作品を始めとする投稿作品群では、音部記号 、音符記号、五線譜等が、楽曲展開を表象するモチーフとして用いられ、円、正方形といった対称性の高い幾何学的対象や、フラクタルを想起させる蔓草文様なども、動画展開の手段として頻用されている。以降の作品でも、作風は高度の一貫性をもっており、これらのモチーフは継続的に用いられている。
2011年7月14日には、ワタルP制作のミクオリジナル曲『桜前線異常ナシ』のPVが投稿された。本作品も引き続き あにまさ式ミクが出演している。
2011年12月6日、八王子P制作のミクオリジナル曲『Sweet Devil』のPVが投稿され、「はちゅねミク」とあにまさ式ミクが出演している。
2011年12月21日に投稿された、アウトプットP制作のミクオリジナル曲『LIFE』のPVでは、文字列と幾何学的文様の展開が主軸となっており、MMDモデルは使用されていない。
2012年2月19日、wowakaによるミクオリジナル曲『アンハッピーリフレイン』のショートPVが投稿される。なお、この作品が初のLat式ミクの採用作品である。
2012年6月8日には、daniwellPによるミクオリジナル曲『CUTE CUTE CAT』の、高速な曲に合わせた表情豊かなLat式ミクによるショートPVが投稿された。
2012年10月21日には、daniwellPによるミクオリジナル曲『シュレディンガイガーのこねこ』のPVが投稿。本作品は非公開前の動画でMikuMikuDance殿堂入りを果たし、Thanksの旧アカウントにおいて投稿された動画で最多再生を記録(38万再生)した代表的作品である。
2013年1月11日には、キプシンによる重音テトカバー作品『【テトさんすげぇ】重音テトでFREELY TOMORROW【カバー】』
が投稿された。本作品で初めて重音テトを作品に採用し、モデルは「Lat式改変テト」を使用。PVはyama_ko氏による『【モーションすげぇ】FREELY TOMORROW MV【初音ミク】』
をリスペクトし制作されており、こちらも旧動画において21万再生を記録した代表的作品の一つである。
2013年3月23日には、daniwellPによる『ガール☆ミーツ☆ボーイ』のPV作品が投稿された。本動画では、Lat式ミクのセーラー夏服モデルを使用、旧動画にて13万再生を記録している。
2013年4月15日には、ミロ氏の意匠を基にタワシPが開発したMMDユーザーモデル「ミロさん風ミク」による『シュレディンガイガーのこねこ』PVが投稿された。本作品では、アグー氏の踊ってみた動画を元にhinoP氏により制作されたトレスモーションが使用されている。
2013年6月7日、sasakure.UK・DECO*27による『39』のMMD-PVが投稿された。この作品は「MMDのキーフレームが繋ぐPV」をテーマに計20モデルの初音ミクを使用した大作となっており、28万再生を記録した代表的作品の一つである。
2013年9月9日に投稿された、ウゴPによる『DASH!』はThanksがオリジナルPVに関わった最初の動画である。
2014年4月6日に投稿されたniki氏による『FIRST』のcillia氏による重音テトカバー『【重音テト】FIRST【UTAUカバー】』
のMMD-PVは、赤と黒をテーマカラーとしたPVにおいてLat式改変テトが印象的で、楽曲の世界観を巧みに描写している。旧動画では16万再生を記録した。
2014年6月20日、tilt-six氏による『エレクトロサチュレイタ』のJellyPanda氏によるRemix『エレクトロサチュレイタ -Starry electro mix-
』のMMD-PVでは、そのキラキラなRemixの世界観をカラフルでキラキラな幾何学模様とLat式ミクで描いており、旧動画はこちらも16万再生を記録している。
2014年11月24日、tilt-six氏による『プラスチックボイス』のLat式ミクによるMMD-PVが投稿された。Thanksの得意とする幾何学模様やビル街を飛び回ったり駆け上がるミクが印象的な作品であり、旧動画において11万再生を記録している。
2015年8月31日に投稿された、乖離性ミリオンアーサーと初音ミクとのtilt-sixによるコラボ書き下ろし曲『be yourself!』のPVをThanksが担当。モデルはコロン式ミクを採用している。
2015年11月28日に投稿された『シドニアの騎士』の第1期オープニングテーマ『シドニア』の作成参謀氏による重音テトカバー『【重音テト】 シドニア 【UTAUカバー】』
のMMD-PVでは、シドニアの騎士をリスペクトしたロボットアニメーションをPV中に取り入れており、旧動画では11万再生を記録している。
2016年3月26日、ロボによる『CALL ME CALL ME』のMMD-PVが投稿された。Thanksの世界観の中で、Lat式ミクとはちゅねミクによる様々なかわいらしいやり取り・表情が楽しめる作品となっている。旧動画では18万再生を記録し、代表作の1つであると言える。
2016年11月25日に投稿された七尾(TearyPlanet)による『Dreamer』において動画を担当。ThanksとLat式ミクによる世界観のPVに仕上がっているだけでなく、「あの楽器」がMV中に登場する。当MVはVOCALOID殿堂入りを果たしている。
2018年6月1日、elegumiによる『KISS ME BABY!!!』においても動画を担当。可愛らしいLat式ミクと楽曲が組み合わさった素敵なMVとなっている。
前述の通り、旧アカウントから投稿された動画は全て非公開となっており、2025年3月現在新アカウントに移行している。その経緯について述べる。
2021年9月頃、収益化していないにも拘らずYouTubeで強制的に広告が付くようになったこととFlashプレイヤー対応時代[1]に投稿された過去動画が異常に劣化していたことを理由として、プレミアム会員の視聴者に向けてニコニコ動画へ高画質版の再投稿を行っていた。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/PV_creations/status/1441374446980268039
2021年10月13日、ニコニコ動画においてギフトが送れるようになった[2]ことを契機として、Thanks氏が独自に調査・分析を行い、同年10月25日にギフトやクリエイター奨励プログラム(以下「クリ奨」)に関する一連のツイートをTwitter(現X)上に行った。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/PV_creations/status/1452594412849025028
その一連のツイートでは、「ギフト機能は投げ銭ではなく半分以上が投稿者に還元されない仕様であり、その還元率算出根拠が不明であること」[3]「クリ奨の合否判定に1か月掛かるだけでなく、その間に投じられたギフトが全て他のクリ奨原資になる可能性があること」[4]「クリ奨の合格が視聴者からはわからないこと」を問題点として挙げている。
その後、視聴者の目的外のことに金銭が使われる可能性を排除するため、ニコニ広告・ギフト機能をオフにしており、その方針は新アカウントにおいても変わっていない。
2021年11月12日頃、Thanks氏の旧アカウントにおいて投稿されている全動画が非公開となった[5]。それ以降、旧アカウントは使用されていない。YouTubeの旧アカウントも2022年中に閉鎖されたようである[6]。
約1年後の2022年12月にニコニコ・Twitterの新アカウントを開設。翌2023年3月よりYouTubeでも新アカウントへ投稿を始めている。
新アカウントにて再投稿された動画は概ね1080pの高画質で投稿されている。
なお、現在は主にVRChat関連の活動を主に行っており、VRChatでの映像制作も行っている。
※上記で未掲載の動画を掲載。
※旧マイリストにも関わったオリジナルMVが存在するため引き続き掲載する。


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最終更新:2025/12/29(月) 13:00
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