煌樹まみかとは、アニメ『Re:CREATORS』に登場するキャラクターである。CV:村川梨衣
お友達には内緒だよ!
劇中劇である女児向け魔法少女アニメ『マジカルスレイヤー・まみか』の主人公。桃色髪のツインテールが特徴の少女である。素朴だが芯が強く、純粋で心の優しい性格。苦手なことは長い名前を覚えること。
『マジカルスレイヤー・まみか』のストーリーは、永遠の国の妖精ミリミリに授かった力で変身し、微笑みの力を奪うアクマリンを倒すというものである。信じる心を力に変えステッキを使い魔法で攻撃をする戦闘スタイル。必殺技は「シャイニング・シャワー」と「マジカル・スプラッシュ・フレアー」。女児のみならず男児や大人の多くが煌樹まみかを知っていることから相当な人気作品だと伺える。
作中では自分の世界を変えるために軍服の姫君陣営に所属している。
まみか初登場回。サンシャインにて『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』の原作者松原と接触を試みていたセレジアたちの前に立ちはだかる。まみかはセレジアたちに「困っている人や苦しんでいる人がいる世界を変えたい」と説得するも対立。交渉は決裂し、まみかとセレジアの戦いが始まる。
可愛らしいSEとは裏腹に強力な魔法を使うまみかは始終セレジアを圧倒する。とどめに放った「マジカル・スプラッシュ・フレアー」でセレジアを追い詰めると同時に、まみかは自分のいた世界と違って周囲の建物が破壊され、セレジアが血を流していることに気づき戸惑ってしまう。ダメージを負いながらも戦闘を続行しようとするセレジアに2発目の「マジカル・スプラッシュ・フレアー」を放つが、戦闘に介入してきた弥勒寺によって防がれる。
弥勒寺の介入で窮地に追い込まれたまみかだったが、アリステリアの援護によって救出される。
エピソード3の最後では、生みの親であるセツナについて独白している軍服の姫君を柱の影から見つめているまみかの姿があった。
エピソード終盤にて、アリステリアに助けてもらったお礼を言い、共に食事をとる。このときの料理は『マジカルスレイヤー・まみか』がパッケージのレトルトカレー。この食事を境に、まみかはアリステリアをアリスちゃんと呼ぶようになる。一つしかない皿で、カレーを2人で分け合って食べるシーンはとても微笑ましいものである。
アリステリアと軍服の姫君の会話を聞いていたまみかは、アリステリアにセレジア達と再び戦うことになるのか問う。世界救済のためならば容赦せず戦うと答えたアリステリアに何か思うことがあったのか、まみかは俯きながら『マジカルスレイヤー・まみか』カレーのパッケージをじっと見つめていた。
エピソード序盤、まみかは橋の下で湯を沸かしていたアリステリアと一緒に紅茶を飲む。新たに顕現した被造物について、「人格は二の次で、強くて目的が一致しているならそれでいい」と答えるアリステリアに対して、まみかは「いい人だったらいいな」と答える。「いい人なら考え方が違っていても強い味方になってくれる。それはただ目的が正しいことよりもずっと大事」と言ったまみかの言葉に感銘を受け、アリステリアは「まみかは正しさのありかを知っている」と高く評価した。
エピソード中盤では河川敷にて、まみかはアリステリアと共に、新しく顕現した真鍳に仲間になってくれるよう説得したが、途中で真鍳に妙な殺気があると感づいたアリステリアに制止される。危険な人物であると判断したアリステリアは真鍳を槍で倒そうとしたが、同じく真鍳を危険視するセレジアとメテオラに攻撃を阻止される。戦おうとするアリステリアとセレジアたちにまみかは「軍服の姫君の言葉とセレジア達の言葉。そのどちらが正しいのか考えていたけど答えはでなかった。それでもお互いに傷つけあう必要は無い!」と説得する。メテオラは同意するものの、被造物同士の戦いを望む軍服の姫君陣営にまみか達が属している以上、戦わざるを得ないと答え、説得することはできなかった。
戦闘を開始したアリステリアたちを再び説得しようと試みるも、突如として現れたブリッツに「話し合おうとする気のない者を説得できない」と止められる。戦いが激しさを増していくなか、ブリッツの重力弾が直撃し大きなダメージを負ったメテオラを助けるために、まみかはブリッツの重力弾を魔法で阻止。「戦いを止めずに黙って見ているだけでは、自分の世界に戻った時に友達に恥ずかしくて会えなくなるから!」と決意する。
河川敷での戦闘終了後、エピソード終盤にて電車の中でまみかは通学中の颯太に出会い、軍服の姫君について話をしたいと提案。喫茶店でまみかは「私がいた世界は信じることが力をくれたけれど、現実世界では信じることは愚かなことかもしれない。それでも、信じることで解決できるものがあるのなら、信じることは現実世界でも決してバカみたいなことじゃないと信じてみたい」と告げ、颯太に「あなたが私の物語を好きでいてくれてるなら、私の世界と人たちのために本当のことを言って欲しい」とお願いする。そして、軍服の姫君の名前はアルタイルであること、アルタイルの目的が原作の世界を変えることではないこと、現実世界を憎み何か悪いことをするために被造物を集めていることを、まみかは知る。
エピソード中盤、まみかはビルの屋上で佇むアリステリアと会話する。まみかは「私はアリスちゃんのことが大好きだよ。それだけちゃんと言っておかなきゃって思ったの」、「私がアリスちゃんを信じているように、この先何があっても私を信じて欲しい」と告げ、単身でアルタイルのもとへ向かう。
エピソード終盤にて、世界への復讐を目論むアルタイルを阻止するために、まみかはアルタイルと対峙する。「アルタイルを助けてあげたい」と言うまみかに、アルタイルは「盟友を拒絶したこの世界全てを破壊する」と答える。問答の末にセツナの名前を口にしたまみかは、アルタイルの逆鱗に触れ何本ものサーベルを体に突き刺される。激昂したアルタイルが周囲に無数のサーベルを展開する中、瀕死に追い込まれながらも、まみかは最大効力の「マジカル・スプラッシュ・フレアー」を放つ。
この「マジカル・スプラッシュ・フレアー」を放った時の、魂を込めた叫びは必聴である。
まみかは満身創痍の体で、アリステリアに事の次第を告げようと飛ぶも力尽き公園に墜落する。偶然、瀕死のまみかを発見し近づいてきた真鍳に、まみかは遺言を託す。その直後、まみかを探していたアリステリアが現れ、真鍳がまみかを攻撃したと思い込み対峙する。しかし、瀕死のなかアリステリアを呼びかけるまみかの声を聞き、アリステリアはまみかのもとへ駆け寄る。まみかは最後の力を振り絞って言葉を伝えようとするも、アリステリアの腕の中で息絶え消滅。被造物側では最初の退場者となってしまった。
エピソード9話放映後、2017年6月10日と11日にアキバCOギャラリーにて『煌樹まみかお別れの会』が行われた。献花台には多くの花が添えられ、実寸大のまみかの衣装や、名場面集、名シーン動画等が展示されていた。
掲示板
7 ななしのよっしん
2017/10/01(日) 14:18:23 ID: B96RrxsGY2
アリステリア共々結局無駄死にした気がする
責て「あの時のダメージが・・・」ぐらいの演出は有っても良かった気がする
8 ななしのよっしん
2017/11/01(水) 16:13:34 ID: /hR5eHAsZ+
結局「アニメの作り手側が軍服の姫君やまがね以外はどうでもいい」構成にしたことで
彼女を皮切りにしたセレジアやカロンやアリステリアなどの犠牲者は
総じて「殺され損」になってしまったなあ。
後の作品や企画でどうフォローされたところで、その彼女たちは
この世界に生きたり誰かと関わって時間や思い出を共有した
彼女たちではないというのも辛い。
9 ななしのよっしん
2018/08/30(木) 18:58:46 ID: lFgVt7cI1Y
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最終更新:2024/12/26(木) 21:00
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