海がきこえる

海がきこえるとは、氷室冴子の小説。及びそれを原作としたアニメとドラマである。

導入

高知市にある高校に東京からの転校生、武藤里伽子が転校してくることで杜崎拓の物語が大きく動き出す。

概要

原作小説は月刊アニメージュに1990年から1991年まで連載された。

アニメは日本テレビ40周年記念としてスタジオジブリにより1993年に制作。育成の一環でもあり若手メンバー中心で作られた。

ドラマはテレビ朝日系列で1995年に放映。

登場人物

杜崎拓 (CV:飛田展男)

中学までは学業面で神童だったが高校に入ってからはごく平凡な成績に成り下がっている硬派な男。高校卒業後は東京の大学に進学する。

武藤里伽子 (CV:坂本洋子)

周囲にとけこもうとしない東京から来た転校生。スポーツ万能で頭もいいが家庭環境は複雑。

松野豊 (CV:関俊彦)

拓の友人。里伽子に思いを寄せる。小説1巻目とアニメでは中心人物の一人だが小説の2巻目ではチョイ役である。

余談

• ジブリ作品で男性の専業声優が主役を務める唯一の作品。専業声優の割合自体が他作品に比べ多い。
• 宮台真司が『海がきこえる』のほうが『耳をすませば』よりリアルな青春を描いていると発言した際、本作に不満の多い宮崎駿はブチ切れたらしい。

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関連リンク

• 『海がきこえる』がアメリカで初上映!

関連項目

• 高知
• 東京
• 海
• 青春
• ジブリ
• 氷室冴子