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コウ

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とは、以下のことを表す。

  • 講 - 同じ信仰をもつ人たちの集まり、結社
  • 講 - 貯蓄や貸し借りのための相互扶助の団体

漢字として

Unicode
U+8B1B
JIS X 0213
1-25-54
部首
言部
画数
17画
𧪸
Unicode
U+27AB8
部首
言部
画数
17画
意味
解き明かす、説明する、練習する、告げる、論じる、教える、習う、調べる、謀る、という意味がある。〔説文解字〕の本字は𧪸で、「和解なり」とある。和解の意味は媾が通じたもの。
斠と通じて、らかにする、という意味がある。また顜と通じる。
字形
符はは組紐を表す字。
音訓
音読みコウ訓読みは、とく、はかる、おしえる、はなしあう。名のりに、つぐ・のり・みち、がある。
規格・区分
常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。
異体字
𧪸は、〔説文〕での本字。
簡体字は讲。
講閲・講演・講筵・講解・講学・講義・講究・講座・講師・講肄・講釈・講習・講説・講談・講壇・講読・講武・講明・講論・講和・講話

相互扶助の団体としての講

概要

日本に古くからあった相互融のこと。
第二地方銀行や消費者融などに転換しており、その機を代行するものとして共済が生まれている。

歴史

歴史的沿革としては、室町時代以降、盛んになった『講』と言う相互扶助組織が、純銭出資を的として互いに営利を図りあう『頼子講』のような組織に発展し、近代になり法の整備がなされ、営利尽や相互融に発展してゆく流れが勃する近代資本主義の中で起きた。

そも、『講』は集まりを意味する漠然とした単であり、人が集まって勉強会をすれば『講』義や『講』談、そして『講』師が準備した文章を読めば『講』読となるといったように、意味合いとしては信仰、もしくは考え方の似通った集団、さらには相互互助の寄り合いなどをし示す単である。時代が下がるに従い信仰としての『講』は氏子や氏神社信仰や寺社の檀などといった冠婚葬祭と結びつく祭集団に変化していった。その一方で相互互助としての『講』はいざというときの資融通の形式として長い間日本文化の中にあった。

そもそもが融機を持った『講』の多くが多くの人から広く資を募り、いざ参拝などを必要としたメンバーに(当時は参拝にはしばらくの旅行が必要であった)そのを融通するからくりなどであったと言われる。それから転じて地域毎に融補助の『講』が多く構築された。それを基盤とする頼子講や尽講といった融補助の『講』は多くが、明治以降には銀行制度の構築・整理に伴い第二地方銀行や消費者融などに転換している

現代においては共済が類似したサービス提供し講によく似た構造となっている。

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最終更新:2024/05/03(金) 22:00

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