でも縞ぱんじゃなかった(´・ω・`)とは、CEATEC JAPAN 2010でのMMDAgent展示での名言である。
概要
CEATEC JAPAN 2010では名古屋工業大学国際音声技術研究所が出展したMMDAgentによる音声認識対話システムのデモ展示が行われていた。MMDAgentはMikuMikuDance用のキャラクターモデルと互換があり、会場内のデモではLat氏の制作したLat式ミクが使われている。詳しくはMMDAgentの記事参照。
会場ではオペレータによる音声認識対話と歌唱・ダンスのデモンストレーションが繰り返し行われているのだが、この動画の回ではダンスが始まるとトラブルによりミクのスカート部分のポリゴンが欠落し、ぱんつ丸出しでにこやかに歌い踊る状態となり、スタッフにより即座にデモを中断させられることとなった。
どうやらシステム的に調子が悪かったようで、再起動後の音声認識や会話も少しおかしくなっていたようだ。とんちんかんな会話になっているがそれが妙にはまっていたり、ミクの機嫌が悪くなったような会話となっていて、やたらに面白い。
この時、この場に居合わせぱんつ丸出しトラブルを目撃した一般の女性客がぽつりと言った言葉が、
「でも縞ぱんじゃなかった(´・ω・`)」
である。
なぜぱんつ丸出し状態になったのか等でなく、あえてぱんつの柄について言及、しかも期待と違ってがっかりという反応。これは『初音ミクは縞ぱんを履いている』という認識が広く浸透していることを示す事例である。
通常、このような技術展示の場で使われるCGモデルには映るはずのない部分・映ってはいけない部分(ぱんつ部分)まではモデリング制作が行われず、今回のようなトラブルが起きた場合でも壊れた表示が映るだけでパンモロになったりはしないのだが、MMDAgentではぱんつ部分も作られているMikuMikuDanceのモデルをそのまま使用しているため、動画のようなハプニングとなったのだろう。
ちなみにLat式ミクはオサレなPVでの起用が多いためか他の動画でスカート内部が映ることはあまりないが、とてもローライズ(ローレグ)なぱんつを着用している。多数作られているMikuMikuDance用ミクモデルの中でも抜きん出たローライズっぷりである。
また、この時のLat式ミクのぱんつが白ぱんつだったのはスタンダードモデルを使用していたためである。Lat式ミクは複数のモデルが同梱された状態で配布されており、そのうちのセーラー服モデルや白コスチュームなアレンジモデルなら縞ぱん着用なのである。
このデモ時のMMDAgentがスタンダードモデル以外を使用していたのなら縞ぱん丸出しになって、この女性客も納得して帰っただろう。
関連動画
震源地 CEATEC JAPAN 2010でのMMDAgent展示動画 |
Lat式ミクモデル配布先 |
関連コミュニティ
関連項目
- MMDAgent
- MikuMikuDance
- MMDユーザーモデル(初音ミク関連)
- Lat / Lat式ミク
- Vocaloid2 / 初音ミク
- Vocaloidのパンツリンク
- パンツ / 縞パン / パンモロ
- 名言
- 放送事故
- 問題のシーン:3分33秒
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