スーパーロボット大戦COMPACT3とは、スーパーロボット大戦シリーズの一作品である。2003年7月17日発売。
機種はワンダースワンカラー。
遥かなる概要開幕
ワンダースワンでの実質3作目のスパロボ。同時期に発売されたスパロボDに比べると、機種の関係もあってか影が薄く、出荷本数も少ない。そのためかなりのプレミアがついている上、OGシリーズに本作のオリジナルキャラクター達が登場したのもあって店頭入手は難しくなっている。
主人公はフォルカ・アルバーク。異世界からやってきた戦闘種族『修羅』であるが、その在り方に迷いを感じ修羅を相手に戦う。乗機であるヤルダバオトも含め本作最強のユニットと評されており、事実一人でクリアできるほどの強さがある。
史上最も盛り上がる参戦作品
- 魔境伝説アクロバンチ
- ベターマン
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 聖戦士ダンバイン
- New Story of Aura Battler DUNBINE
- 天空のエスカフローネ
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ(原作漫画版)
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 合身戦隊メカンダーロボ
新規参戦作品は『魔境伝説アクロバンチ』、『合身戦隊メカンダーロボ』、『天空のエスカフローネ』、『ベターマン』の4作品。また、これまで隠し要素でキャラやユニットが出る程度だったOVA版ダンバインが正式に参戦している。
参戦作品のラインナップはマイナーそのものであり一部で注目を集めた。CMも「スパロボファンの会社員が社内(ロケ地・バンプレスト)のPCに届いたメールで知った参戦作品のマイナーさに驚く」という低予算感あふれるものである。
余談
- アクロバンチはスパロボWのヴァルザカードに先駆け、史上初の6人分の精神コマンドを使えるユニットとして登場。参戦は遅いが使い勝手は良い。
- エスカフローネの武装が全てP兵器であるにも関わらず、パイロットのバァンが突撃を覚える。加えて、本来実装される予定だったドラグエナジストシステムが実装されなかったため、能力的にもダンバインの下位互換となっている不憫なユニットといえる。
- メカンダーロボの原作再現をした敵、オメガミサイルの恐怖。開始から5ターンほどするとマップに現れ、マップ兵器で自爆を仕掛けてくる。範囲、威力、命中とも半端なく、アムロのνガンダムだろうと問答無用で落としてくれる。
- スパロボで初めて、ダンバインの第一話を再現している。トカマクもちょっとだけ出るよ!
また戦闘BGMもいつもの「ダンバインとぶ」が不採用で劇中BGMの「聖戦士たち」が採用されているというかなり珍しいパターンである。 - 機種の限界か、カットインはあるものの戦闘シーンはほとんど動かない・・・が。ベターマンのキャラ、彩火乃紀と紅楓の二人がスパロボで最初の「版権キャラの乳揺れ」を実現している。 動くカットインはこの2人だけ。
- そのベターマンの戦闘での主役ラミアはスポット参戦のみ。おまけに原作通りには敵を倒してくれないことが多い。
- 上記の通り主人公で無双できるが、あるかんたんなバグ技を使うと神隼人(じんはやと)が文字通りチート級のパイロット能力を手にし、神隼人(かみはやと)として降臨できる。
- 参戦作品がマイナーである事が手伝ったのか誤表記がいくつかある。アクロバンチ:聖剣エクスキサーチがエクスイサーチに。ダンバイン(OVA)シオン=ザバがシオン=サバに・・・サバじゃねぇ!
- データ量削減の為かCOMPACT2で新たに作られた細かいドット絵が使われていない(メタス・ウェイブライダー・百式等)コンバトラーのツインランサーが表示されないなど。しかし削減されたデータ量は「やたらとクリアなアニキ声」に回されていると思いたい。
- CMのナレーションは、ショウ・ザマ役やトロワ・バートン役で知られる中原茂氏が担当しており、自身が主役を務めるダンバインを読み上げる際には「お!ダンバイン復活」とちょっと嬉しそうに読み上げている。ちなみに新規参戦のアクロバンチは中原氏のデビュー作である。
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関連項目
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