BGM縛りとは、プレイ動画「FF5 BGM縛り」シリーズの総称であり略称である。
概要
「FF5 侍プレイ」でのクリアを達成したテリウム氏が制作、投稿している縛りプレイ動画。
BGM縛りでは、以下のような縛りルールを設けている。
つまり、『FF5のBGMを消して、別のBGMを当てる動画』である。うp主曰く、縛りプレイではなく縛りうp。
動画タイトルの由来の疑問に対し、うp主は以下のコメントをしている。
「タイトル損」と呼ばれるタイトルですが、つけた理由はちゃんとあります。
1つ目は、「~してみた」といった長いものはつけたくなかったということ。
2つ目は「MAD」という言葉を入れたくなかったということ。
「MAD」だと、見るほうからすれば、出来そのものが重視になると思います。
私としては、“出来栄え”よりも、“一定のルールに従ってクリアを目指す”「縛り」という言葉の方が、
動画の趣旨に合っていると思います。当初、動画のタイトルとして「FF5のBGMを間違えてみた」というのも考えました。しかし、これだとネタ寄りのニュアンスになり、かっこいい選曲がしづらくなるかなと思って見送りました。
※BGM縛り専用のtwitterから引用。リンクは下記。
シリーズ開始から約4年後、その16にて遂に第一世界編が終了。バッツ達は第二世界へと足を踏み入れた。
特徴
シリーズ開始当初は純粋にBGMを差し替えた動画だったが、シリーズが進むにつれ編集が凝るようになり、part4からはそれまで掛け声程度だったキャラクターのボイスがフルボイスと比喩されるほど喋るようになる。
戦闘シーンの編集も一層凝るようになり「俺の知っている『FF5』と違う」とまで言われるようになった。
変更されるBGMは他『FF』シリーズのBGMの割合が高く、他『FF』シリーズ以外にもうp主の幅広い引き出しによる絶妙なチョイスで、時にはシーンを更に盛り上げたり、またある時は不意打ちでとんでもないチョイスがされる場合もある。
『FF5』のBGMを差し替える都合上、SEも新たに編集で追加しなければならない。効果音に関しては特に縛っていないにも関わらず、ほとんどのSEが『FF5』とは違う物に差し替えられていたり新たに追加されていたりする。場所や環境によって変わる足音や扉開錠音にうp主の細かい拘りが見られるが、概要部分の縛りルールは一切破っていない。
割り当てられているキャラクターボイスは『FF5』以外のアニメ、ゲーム、映画のキャラクターから取られており、一人のキャラクターに複数のキャラクターボイスが割り当てられる事が多い。当動画では、時折各キャラクターボイスによる掛け合いでオリジナルストーリーが繰り広げられるが、もちろん概要部分の縛りルールは一切破っていない。
戦闘シーンではこの動画シリーズの肝であるBGM、原作『FF5』の横から以外の構図、迫力のカメラワーク、そして多彩なエフェクトで比類無き盛り上がりを見せ、この動画シリーズの見所の一つとなっている。
フィールド上だけでなく戦闘中でも前述したキャラクター達のボイスでドラマチックに展開される時があるが、当然ながら概要部分の縛りルールは一切破っていない。あとうp主の趣味なのかガンダムネタ、ジョジョネタの演出が多く見られる。
戦闘シーンの編集に時間が掛けられていると思われるが、動画内で使用する素材集め、背景、グラフィックの制作にもかなりの時間が掛けられているらしい。
※戦闘中のエフェクトや特殊なキャラグラフィックは『FF5』の物が元になっているものの、すべてうp主の手描きである。
BGMだけでなく様々な部分で進化が止まらないシリーズだが、無論概要部分の縛りルールは一切破っていない。
主な登場キャラクター
- バッツ(CV:カール・アウグスト・ナイトハルト)
一応主人公。原作通り高所恐怖症でありパーティのボケ担当。うp主曰く、「BGM縛り」のバッツのコンセプトは
「社会との繋がりを欠いたまま成長した男がある日突然、集団での行動に参加するとこうなってしまう」
「基本的に素直でまっすぐな人物として描いているつもり」との事。CVの影響で「殿下」の愛称を持っている。
主人公の身でありながら敵味方両方からボロ雑巾のように扱われ、その上ヘタレやすい。「イクゾー」の掛け声と共に真っ先に敵に立ち向かう→即効返り討ちにあい「ココマデカ・・・」のコンボは最早お約束。しかし極小ながら主人公らしくここぞという時に頼りになるだけでなく、華麗に必殺技を使いこなしたり(主にCV元になっている『サガ』系の技が多い)密かに「斧装備」や「弓矢装備」といったアビリティを習得していたりするので、本編に描写は無いものの影で結構努力をしているらしい。そう、間が悪いだけで決して弱くはないのだ。ただ、よく「コレガワカラナイ」と口にするので頭の方は弱い。
ちなみにバッツ以外の3人はほぼ毎回違うジョブで戦闘に赴くのだが、バッツだけは唯一ナイトのまま戦い続けている。
見ての通りバッツの扱いが悪い事から「うp主バッツ嫌いだろw」というコメントがよくされるが、それに対しうp主は
「むしろ好きです。かわいくてしょうがないくらいですね。」というコメントを残している。
口癖の一つとして相手を「雑魚雑魚雑魚」と貶す事が多い彼だが、今まで何回「雑魚」という言葉を使ったのか、そして今後どれだけ「雑魚」という言葉を使うのだろうか?今後の活躍に期待である。
- レナ(CV:竜宮レナ、ファティナ、春日野さくら、春麗 他)
タイクーンの王女であり基本的に良識あるお嬢様という設定。「よかった~」「~かな?」と、基本のほほんとした口調が多いが、他の面子が不甲斐ない姿を晒した時に「もう!」とツッコミを入れたり「信じられない」「異常すぎる」と黒い部分を見せる事がある。うp主曰く「レナがたまにバッツに暴力的なのは彼女がファリスの妹だからです。」との事。
戦闘では様式美&見所として毎回触手に絡まれ(触手が無い敵キャラの場合は威嚇だったり紐や鞭といった長い物)「らめぇええ~!」と叫び一部の視聴者を喜ばせる。
使用するジョブはメインキャラ5人の中で最も魔力が高いという特徴を生かし、主に銃火器系魔導師系のジョブをメインに据えているがモンク、ナイトといった戦士系のジョブをも使いこなしオールマイティーな活躍をする。
- ガラフ(CV:東方不敗マスター・アジア、ランバ・ラル 他)
60歳という老いを感じさせない豪快な性格であり、それが言動や笑い声に反映されている。
バッツにやたらと喧嘩を売られよく仲間割れをするが、うp主曰く「これを仲の良さととるならば、その理由はガラフとバッツの父・ドルガンの年齢が近いからということになるでしょう。バッツは意識していないでしょうが、言うなればガラフはバッツにとっての「親父みたいな人」」との事。
戦闘でも豪快に戦うパワーファイターだが忍者、魔獣使いといったテクニカルなジョブも使いこなす。
- ファリス(CV:???) ※CVは「ファリスはファリスだと思ってもらえたら嬉しいです。」とうp主はコメントしている。
海賊のおかしら。よくヘタレるバッツを引っ叩き、激を飛ばしている。バッツに厳しく接するシーンが目立つが、時々ボロ雑巾状態のバッツを擁護する仲間想いな一面を見せる。うp主曰く「ファリスがたまにバッツに優しいのは彼女がレナの姉だから」との事。
「強気な海賊」という設定を生かし戦闘では主人公であるバッツを差し置いて最も活躍しているが、決してうp主の贔屓ではなくバッツがアレで他3名の性格を考慮した結果、ファリスが一番の行動派、先陣を切るタイプになったらしい。それゆえにパーティの中で一番の戦闘力を誇るのかと思いきや「基礎戦闘力はみんな、さほど変わらない」とうp主談。
使用するジョブは戦士系がメインであり、攻撃の要として活躍している。
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- BGM縛り専用のtwitter ※この記事はうp主の呟きを資料に書かれています。
関連項目
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