概要
2012年4月14日発売”RETURN OF THE DUELIST”で登場したカード。
ドルチェ(dolce)はイタリア語で甘い、甘美な、優しい、柔らかいの意味。また甘いもの全般、 デザートの意味もある。イタリアの女性の褒め言葉でもある。
名前の通り洋菓子をイメージしたイラストの、お菓子の国のモンスターたちである。
モンスター(エクシーズ・リンクモンスター以外)は以下の共通した効果を持つ。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
関連カードは20枚以上。モンスターが16枚、そのうちエクシーズが2枚、魔法・罠が7枚。モンスターは全て効果モンスター。種族は獣族5、戦士族2、魔法使い族3、天使族6とバラけているが属性は地属性に統一されている。
上記の効果を持っているため戦闘破壊や相手のカードの効果で破壊されるとデッキに戻る。この効果はフィールド以外でも適用されるため、神の宣告などで召喚を無効にして破壊されてもデッキに戻る。
基本的にはティアラミス等、エクシーズを狙っていくデッキだが、シンクロ召喚とも相性のいいモンスターも存在する。
可愛い見た目だが実力も相応にあり、初期は血の代償からマジョレーヌを連続展開しガジェットさながらランク4エクシーズを並べデッキバウンスをかましながら総攻撃1キルを達成し、
血の代償が禁止になった後のカードプールでもホーットケーキとミィルフィーヤ2枚からインヴォーカーとリヴァイエールを経由して総攻撃1キルを達成した。
現在のカードプールでは、エンジェリー・プディンセスール・マジョレーヌから一気に展開して盤面を整えることができ、特にマジョレーヌからは相手のカードを4枚バウンスした上で総攻撃1ショットキルが可能。しかし妨害耐性がなく、展開にサーチ・リクルート・帰還・墓地回収等様々な要素を使うためあらゆる手札誘発が刺さり、環境上位にはいない。
もちろん手札誘発に対抗すべく対抗カードを入れることも考えられるが、マドルチェのようなソリティア系カードはぶん回すように必要になるデッキのカードが多くなり、汎用手札誘発のスロットが少なくなりがちである。
後プディンセスールは墓地にモンスターがあるとダメなので、採用する場合墓地へ送る系の妨害札は採用しづらい事情がある。
これらの事情により、指名者などで先に潰してしまうことも考えられ、もっと言えば禁止令でカード名指定して発動すらさせないという手法も考えられる。
カード説明
以下、遊戯王カードwikiより。
2012年4月14日発売”RETURN OF THE DUELIST”
マドルチェ・ミィルフィーヤ
効果モンスター/星3/地属性/獣族/攻 500/守 300
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚に成功した時、 手札から「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
猫の鳴き声”みぃ”とミルフィーユ。通常召喚時にマドルチェを手札から特殊召喚。
通常召喚で効果が発動するマドルチェを召喚すると損。「プディンセス」をリリースなしで召喚でき、「メッセンジェラート」を特殊召喚すればそのまま効果が発動する。これと下の「メェプル」は「ティアラミス」の素材にもちろんならない。「エンジェリー」を特殊召喚すれば一気に女王様まで行ける。
マドルチェ・メェプル
効果モンスター/星3/地属性/獣族/攻 0/守1800
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
1ターンに1度、自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する 「マドルチェ」と名のついたモンスター1体と、 相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択した2体のモンスターを表側守備表示にし、 次の相手ターン終了時まで、 選択したモンスターは表示形式を変更できない。
羊の鳴き声”メェ”とメープルシロップ。表側攻撃表示の自分の場のマドルチェと相手のモンスターを守備表示に変え、相手ターン終了時まで変更を禁止する。
選ぶマドルチェは、これ自身でよい。
マドルチェ・シューバリエ
効果モンスター/星4/地属性/戦士族/攻1700/守1300
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 「マドルチェ・シューバリエ」以外の 「マドルチェ」と名のついたモンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
騎士を意味する”シュバリエ”とシュークリームかシューアイス。他のマドルチェを攻撃対象にできなくさせる。
壁としてはあまり攻撃力が高くないが、マドルチェ内では攻撃力が高い。
マドルチェ・マジョレーヌ
効果モンスター/星4/地属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、 デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
”魔女”とマドレーヌかマルジョレーヌ。通常召喚・反転召喚時にマドルチェをサーチする、ガジェットのような効果。そして過労死同盟の一員。
同名制限がない、ターン1制限もないため召喚権さえ確保できれば大量展開が可能。
かつては血の代償でガジェットよろしく並べてお手軽1キル要員となったが、血の代償が禁止カードとなったためこのルートは使用不可に。
しかし時代が進み下記のようなサポートガードが増えた結果、このカード1枚から1ショットキル可能になった。
マドルチェ・バトラスク
効果モンスター/星4/地属性/魔法使い族/攻1500/守 800
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚に成功した時、 フィールド上にこのカード以外の 「マドルチェ」と名のついたモンスターが存在する場合、 デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
執事を意味する”バトラー”とラスク。通常召喚時に他にマドルチェがいる場合、フィールド魔法サーチ。
他のマドルチェを必要としているため、使いにくい。魔法使い族デッキなどに上記の「マジョレーヌ」が投入されたときに、四番目にサーチされるカードとして入れられた。
マドルチェ・プディンセス
効果モンスター/星5/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、 このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、 相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
”プリンセス”とプディング。自分の墓地にモンスターがいない場合に攻守を800上昇。戦闘時に相手のカード1枚を破壊する。
攻守のわりに上級モンスターであり、使用は厳しいがマドルチェには特殊召喚のカードが何種類か存在するため、それらで召喚を狙いたい。効果と星の関係上「ティアラミス」と共存が難しい…が、奈落の落とし穴にかからないうえ、裏守備でもそこそこ機能するため、次元エアトスなどにピン挿しされると少々鬱陶しい。2018年頃に登場したプティンセスールなどによって、幾らか使いやすくなった。
マドルチェ・シャトー
フィールド魔法
このカードの発動時に、 自分の墓地に「マドルチェ」と名のついたモンスターが存在する場合、 そのモンスターを全てデッキに戻す。
このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上の「マドルチェ」と名のついた モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
また、「マドルチェ」と名のついたモンスターの効果によって、 自分の墓地からモンスターをデッキに戻す場合、 デッキに戻さず手札に戻す事ができる。
マドルチェ専用フィールド魔法。墓地のマドルチェをデッキの戻す効果。フィールド上のマドルチェの攻守を500上昇させる効果。デッキに戻るマドルチェを代わりに手札に戻す効果の三つの効果を持つ。
血の代償(禁止カード)を置けばライフが許す限り、戦闘破壊されたマドルチェを何度も場に出し続ける。
マドルチェ・マナー
通常罠
自分の墓地の「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を選択してデッキに戻し、 自分フィールド上に存在する全ての「マドルチェ」と名のついたモンスターの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
その後、自分の墓地のモンスター1体を選んでデッキに戻す事ができる。
墓地のマドルチェをデッキに戻す事で、場に居るマドルチェの攻守を800上昇。エンドフェイズまでではない。さらにデッキに墓地のモンスターを戻しても良い。
マドルチェを墓地に落とさないと使用できない。
マドルチェ・ワルツ
永続罠
自分のフィールド上の「マドルチェ」と名のついた モンスター1体が戦闘を行ったダメージ計算後、 相手ライフに300ポイントダメージを与える。
永続罠。マドルチェが戦闘を行うと、相手に300バーンダメージ。
効果が薄い。他カードと組み合わせて何度も戦闘できるが、こちらも戦闘ダメージを受ける。
マドルチェ・ティーブレイク
カウンター罠
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
魔法・罠カードの発動を無効にし、そのカードを持ち主の手札に戻す。
自分フィールド上に「マドルチェ・プディンセス」が存在する場合、 さらに相手フィールド上のカード1枚を選んで破壊できる。
墓地にモンスターがいない時に発動できるカウンター罠。魔法・罠の発動を無効にして手札に戻させる。さらに「プディンセス」がいる場合、相手のカードを1枚破壊する。
発動条件がとても厳しい上に、手札に戻るだけなので時間稼ぎにしかなっていない。
「プディンセス」がいれば破壊効果が足されるが、やはり条件が難しい。
2012年7月21日発売”ABYSS RISING”
マドルチェ・クロワンサン
効果モンスター/星3/地属性/獣族/攻1500/守1200
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
また、1ターンに1度、このカード以外の 自分フィールド上の「マドルチェ」と名のついたカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを手札に戻し、 このカードのレベルを1つ上げ、攻撃力を300ポイントアップする。
犬の鳴き声”ワン”とクロワッサン。マドルチェと名のついた自分の場のカードを手札に戻す事で、これの攻撃力とレベルを上げる。
「マジョレーヌ」の再利用が可能。また戻すのは魔法・罠でも構わない。マナーと同じくエンドフェイズまでではない。
マドルチェ・マーマメイド
効果モンスター/星4/地属性/魔法使い族/攻 800/守2000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
このカードがリバースした時、 自分の墓地の「マドルチェ」と名のついた魔法・罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
”メイド”とマーマレード、マーメイドは関係ない。リバース時にマドルチェの魔法・罠をサルベージできる。下級守備力2000の壁。
再利用したい魔法・罠がマドルチェに少ない。
マドルチェ・メッセンジェラート
効果モンスター/星4/地属性/戦士族/攻1600/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
このカードが特殊召喚に成功した時、 自分フィールド上に「マドルチェ」と名のついた 獣族モンスターが存在する場合、 デッキから「マドルチェ」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
”メッセンジャー”とジェラート。場に獣族のマドルチェがいる時に、特殊召喚される事でマドルチェの魔法・罠をサーチ。
条件が厳しいが、下記のホーットケーキ等である程度克服できる。獣族のマドルチェは「クロワンサン」「ミィルフィーヤ」「メェプル」「ホーットケーキ」「ピョコレート」の5種類。
クイーンマドルチェ・ティアラミス
エクシーズ・効果モンスター/ランク4/地属性/天使族/攻2200/守2100
「マドルチェ」と名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 自分の墓地の「マドルチェ」と名のついたカードを2枚まで選択して発動できる。
選択したカードをデッキに戻し、 戻したカードの数まで相手フィールド上のカードを選んで持ち主のデッキに戻す。
”ティアラ”とティラミス。マドルチェ専用エクシーズモンスター。墓地のマドルチェを二枚まで戻す事で、相手の場のカードを戻しただけデッキに戻す。
マドルチェ星4を素材に指定したマドルチェの切り札。「マジョレーヌ」、「シューバリエ」、「バトラスク」、「マーマメイド」、「メッセンジェラート」、「エンジェリー」、「プティンセスール」、効果を一回使用した「クロワンサン」が素材になる。
破壊しても回収・蘇生、除外しても帰還する遊戯王において、除去の最高峰であるデッキ戻しが可能。しかも対象を取らない。問題は墓地に行きにくいマドルチェを効果のコストに指定している事。墓地に一枚も「マドルチェ」カードがない時は使えない点に注意。魔法・罠も可能なので再利用も狙える。
マドルチェ・チケット
永続魔法
自分のフィールド上・墓地の「マドルチェ」と名のついたカードがカードの効果によって自分の手札・デッキに戻った時、 デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
自分フィールド上に「マドルチェ」と名のついた 天使族モンスターが存在する場合、 手札に加えず表側攻撃表示で特殊召喚する事もできる。
「マドルチェ・チケット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
マドルチェ専用の永続魔法。マドルチェが場か墓地から手札・デッキに戻った時にマドルチェのモンスターをサーチ。天使族のマドルチェがいる場合は、そのまま特殊召喚。
一度だけとはいえ、強力な効果。天使族のマドルチェは「プディンセス」と「ティアラミス」、「エンジェリー」、「ショコ・ア・ラ・モード」、「シスタルト」、「プティンセスール」の6種類。
マドルチェ・ハッピーフェスタ
通常罠
手札から「マドルチェ」と名のついたモンスターを 任意の数だけ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
手札のマドルチェを好きなだけ特殊召喚する通常罠。ターンの終了時にデッキに戻る。
「マジョレーヌ」「バトラスク」の効果が発動しないが、「プディンセス」を特殊召喚でき、またエクシーズも狙いやすい。「メッセンジェラート」「プティンセスール」の効果のトリガーとすることもできる。
2013年2月16日発売”LOAD OF THE TACHYON GALAXY”
マドルチェ・ホーットケーキ
効果モンスター/星3/地属性/獣族/攻1500/守1100
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
自分のメインフェイズ時に、自分の墓地のモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスター1体をゲームから除外し、デッキから「マドルチェ・ホーットケーキ」以外の「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。「マドルチェ・ホーットケーキ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
梟の鳴き声”ホーッ”とホットケーキ。墓地のモンスターを除外する事でデッキからマドルチェモンスターを特殊召喚する効果を持つ。
マドルチェのモンスターは墓地に送られることは無いが、除外するモンスターに縛りはないので、エフェクト・ヴェーラーやカードカー・D等をコストにすると良い。また、レベル3軸で回すならマジック・ストライカーも良いだろう。
シンクロ召喚との相性も悪くないため、シェイプシスターや緊急テレポート等と併せて使用し、トリシューラやミスト・ウォーム等を狙うのもアリ。
ただ、元々の攻撃力が1500と奈落に引っ掛かってしまうのが難点。
魔導人形の夜(マドルチェ・ナイツ)
カウンター罠
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
効果モンスターの効果の発動を無効にする。
自分フィールド上に「マドルチェ・プディンセス」が存在する場合、さらに相手の手札をランダムに1枚デッキに戻す。
自分の墓地にモンスターが存在しない時、相手のモンスター効果を無効にし、「プディンセス」が存在する場合相手の手札をランダムに1枚デッキに戻すことが出来る。
ティーブレイクと同様に発動条件がとても厳しいが、こちらは(ランダムだが)手札をデッキに戻せる。
2013年3月16日”スペシャルカードプレゼントキャンペーン第2弾”
マドルチェ・ピョコレート
効果モンスター/星3/地属性/獣族/攻 800/守1500
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
また、1ターンに1度、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、 自分フィールド上の「マドルチェ」と名のついたモンスターの表示形式が変更された時に発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して表側守備表示にし、 そのモンスターが「マドルチェ」と名のついたモンスター以外だった場合、 そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
ヒヨコの鳴き声”ピヨ”とチョコレート。マドルチェが表示形式変更時に対象のモンスターを守備表示にし、マドルチェでない場合に攻撃と効果を封じる。
マドルチェデッキでは使いにくい効果だが、機装天使エンジネル等と併せて使用することはできる。
2014年2月15日発売"PRIMAL ORIGIN"
マドルチェ・エンジェリー
効果モンスター/星4/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードをデッキに戻す。
また、このカードをリリースして発動できる。 デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、 次の自分のターンのエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
「マドルチェ・エンジェリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
エンジェルとジェリー。これをリリースすれば、デッキのマドルチェを連れてこれる。連れてきたモンスターは戦闘破壊耐性をもつが、ターンエンド時にデッキに戻る。
「ホーットケーキ」を連れてこれば、続けてマドルチェを呼んできてエクシーズが可能。他にも色々と使い道のあるカード。
2015年2月14日発売"クロスオーバー・ソウルズ"
マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード
エクシーズ・効果モンスター/ランク5/地属性/天使族/攻2500/守2200
地属性レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4以下の「マドルチェ」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「マドルチェ」カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。
(2):このカードが「マドルチェ・プディンセス」をX素材としている場合に自分の墓地の「マドルチェ」カードがデッキに戻った時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「マドルチェ」モンスター1体を表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
《マドルチェ・プディンセス》と「ショコラ」と「ア・ラ・モード」。正規のエクシーズ召喚に加えて、ティアラミスに重ねて召喚する事もできる。「マドルチェ・シャトー」下では攻撃力3000と青眼に並ぶアタッカーになる。
《マドルチェ・プディンセス》をエクシーズ素材としている場合、「マドルチェ」カードがデッキに戻る度にデッキから「マドルチェ」モンスターを特殊召喚できる。ターン制限がないので、一体出せば最大二体の「マドルチェ」モンスターが特殊召喚でき、別の「ア・ラ・モード」を出すことも無理な話ではない。
2017年11月25日発売“LINK VRAINS PACK”
フレッシュマドルチェ・シスタルト
リンク・効果モンスター/天使族/1500
「マドルチェ」モンスター2体
(1):このカードのリンク先に「マドルチェ」モンスターが存在する限り、自分フィールドの「マドルチェ」魔法・罠カードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の「マドルチェ」モンスター1体をデッキに戻す事ができる。
シスターとタルト。マドルチェ・シャトーやチケットを除去からある程度防ぐ効果と、破壊を耐えつつ墓地からマドルチェモンスターを(大抵シャトーが貼られているため手札に)回収する効果を持つ。マドルチェの展開の要となるシャトーやサロンを保護する役割と、リンクモンスターであるが故に召喚するだけで墓地が肥やせてティアラミス等の効果の発動を助ける役割を併せ持ち、マドルチェの弱点をよく補ってくれる。
(2)の効果はプディンセスや墓地にモンスターがいない条件の罠と相性が悪いが、シスタルトがいる状況下では大抵の場合シャトーが貼られているため、墓地のモンスターを手札に戻すことが可能。
2018年10月13日発売“SAVAGE STRIKE”
マドルチェ・プティンセスール
効果モンスター/星4/地属性/天使族/攻1400/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「マドルチェ・プティンセスール」以外の「マドルチェ」モンスター1体を特殊召喚する。
そのモンスターのレベルは1つ下がる。
このターン、自分は「マドルチェ」モンスターしか特殊召喚できない。
(3):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードをデッキに戻す。
《マドルチェ・プディンセス》のプティット・スール(フランス語で妹)。自分の墓地にモンスターが存在しない時に自身を特殊召喚できる効果などを持つ、展開補助要員。レベル5の《マドルチェ・プディンセス》をレベル4に下げて召喚し即座にランク4エクシーズに繋ぎ、その上に《マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード》を重ねる動きが非常に強力。
一応、マンドラゴの亜種モンスターとして出張させることもできなくはないが、基本的にマドルチェ主体デッキに用いることになると思われる。
2019年1月12日発売"DARK NEOSTORM"
ティーチャーマドルチェ・グラスフレ
エクシーズ・効果モンスター/ランク4/地属性/天使族/攻1800/守2500
レベル4「マドルチェ」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの「マドルチェ」モンスター1体を対象として発動できる。このターン、その表側表示モンスターは自身以外のモンスターの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在し、「マドルチェ」カードが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。お互いの墓地のカードを合計2枚まで選び、持ち主のデッキに戻す。
眼鏡(グラス)とスフレ。マドルチェ2体目のランク4エクシーズで、攻撃的な能力のティアラミスに対して防御に長けた能力を持つ。(1)の能力は単純に地震や他のマドルチェモンスターの保護に有用だが、それ以上に無条件で墓地にマドルチェモンスターを送ることができる点が重要。(2)の能力は条件を満たして以降はターン中いつでも、相手の墓地でも、マドルチェカードでなくても干渉可能な上、(1)の能力を発動するだけで発動条件が満たせる。相手が墓地から呼び出したいカードをデッキに戻してしまったり、ターン1回制限のない手札誘発モンスターをシャトーとの合わせ技で手札に回収して使いまわせたりと相手ターン中でもかなりの妨害能力を持つ。
2020年1月11日発売“ETERNITY CODE”
マドルチェ・サロン
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「マドルチェ」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカード以外の自分のフィールド・墓地の「マドルチェ」カードが
効果で自分の手札・デッキに戻った場合に発動する。
デッキから「マドルチェ・サロン」以外の
「マドルチェ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
手札にため込む手段は多い一方で、展開にムラのあるマドルチェに到来した、二重召喚内蔵効果持ちの永続魔法。
これでマジョレーヌを召喚した直後にホーットケーキやエンジェリーを出せる余裕が出来た。
後半の効果も、シャトーやチケットなどのキーカードから、ハッピーフェスタなどを確保できるうえ、前半の効果の妨げとなる要素も特にないため有用。
マドルチェ・プロムナード
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示のカード1枚と
自分のフィールド・墓地の「マドルチェ」モンスター1体を対象として発動できる。
その相手のカードの効果をターン終了時まで無効にし、
その自分のモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「マドルチェ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「マドルチェ」モンスター1体を選び、
対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
相手のカード無効化とマドルチェ回収などを行える罠。使いどころが難しいものが多めのマドルチェ関連罠の中では比較的強力な部類。サロンが貼ってある場合、(1)の効果を発動した際にサロンの(2)の発動条件を満たし、即座にデッキから2枚目のプロムナードがセットされることにより毎ターン1妨害を構えられる。
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