ニコニコ大百科

上野国で苗字は長野なのに、グンマーなのか！
群馬県民はもっとこの御仁と剣聖を売りにしたらいいやん！

今でいう高崎市に長野郷って地名があって、そこから来てるのよ

戦国大戦でついに他家が奮起、爺ちゃんもあちこちでお目にかかるように。
ただし、逆に息子の方は他家騎馬隊の充実ですっかり影が薄く……。

自称だけど、業正は在原業平の子孫
そして信玄は言うまでもなく清和源氏
このあたりに、なにか縁を感じる

>>30
記事書いた本人に代わって説明してみますと
戦国時代当時の資料によれば、業正と信玄が戦った記録がろくになく
江戸時代の講談が元なんですね
信玄は１５６１年９月の第４次川中島まで、
信濃で謙信との戦いに集中しており、
それを示す書状や記録は多数あるのですが、業正関連のは全然ありません
業正は１５６１年５月に死亡してますが、信玄が西上野に侵攻するのは
１５６１年９月の第４次川中島が終わって、信濃情勢がひと段落した後の
１５６１年１１月からなんですね
これらの史実における武田の動き、さらには業正と戦ったという事を示す資料が江戸時代の講談以外にろくにない事から、業正の６回撃退説は
現代ではかなり否定されてる感じです

>だがこの通説には疑問が残る
これは某漫画のパロディなだけだろ

資料がないから不確かなのは忠節の方で
6度という回数はともかく長野業正が死ぬまでは武田が攻めあぐねてたのは史実通り
資料が少ないから結局どの視点から見るかで変わっちゃう

ちなみに上泉信綱の方は生誕祭したりしてるよ

えー？「攻めあぐねていた」も何も第４次川中島が終了するまで
武田はろくに西上野に侵攻してないのですがね
まったくとはいいませんが。
（川中島に西上野の豪族が参戦してる形跡があるので
第４次終了までにも武田軍はある程度の成果を
得ていたのだろうとは見られてる。）

火坂雅志の「業政駆ける」から来たグンマーでござい

ある書籍では「武田信玄は長野業正と戦った時は全て力押しだったから敗北した」って書かれてたがいくらなんでも全部力押しだったら誰か止めろよってレベルだよな。

娘たちを北関東の諸将に嫁がせたのは有名だけど、妹も里見義堯に嫁いでるんだよね。後に土岐為頼の娘が嫁いでるところ見ると早死にしちゃったっぽいけど。
こういう姻戚関係は上野の一国人領主には留まらない影響力を行使していると考えるべきか、上杉家による関東諸侯の懐柔策の一環なのかは分からんが。

長野業盛も最近のコーエーだと能力高いね
北条・武田の執拗な襲撃で領地荒らされて人口と生産力落ちたところへ、上杉軍が後詰に来れないタイミングで総攻撃仕掛けられてはどうしようもない

軍記の類で業正の功とされていたものが業盛（氏業）の代のものの可能性が高くなったりしてるね
長野氏は大名化しきれなかった有力土豪の一例として、泥臭い地方史好きにはたまらん
上杉氏～真田氏支配までの上野史は楽しいね

村上義清と双璧をなす武田キラー
2回もボコボコにして大勝した村上と6回撃退した長野、どっちが強いかね

>>43
信玄が情報収集に熱心なのも、孫子の勉強の成果と、
この種の「地理を知悉した土着型豪族」に痛い思いを
させられた経験が糧になっているのかもね

よく何も知らない人からから長野県のもの扱いされて悲しい
実際は上野国の長野郷が由来なのに…

嫡男の吉業の生年1531年から考えて、業政は1510年生まれ説の可能性が高いと思うけどなぁ…

宇佐美定満の字間違ってんよ～。誰か出来たら修正オナシャス

当時の武田家、山内上杉家どころか等の長野家の資料にも名前が登場しないんだろ？　初登場は江戸中期の軍記物だというし、活躍の全てはその軍記物に依存しているという。しかも武田が上州を攻めたという時期は信濃平定だの川中島と重なって、何度も攻める余裕がないという。
学会で何とか実在を裏付けようと偉い先生方が頑張っているが、本当に存在したかどうかも掴めないし、活躍はほぼ虚像とされつつあると聞いた。

むしろ対武田氏に関しては子の長野氏業の抵抗の方がクローズアップされてる
そもそも長野氏自体が上杉の忠実な被官ではなく北条と上杉の間を泳ぐ関東諸侯の一人っていう認識が浸透してきているから業正のイメージも大分変ってきている

さてそれもどうだろう？
52年に北条に寝返ったのは事実だが、60年に景虎がやってきてからは一貫して上杉側だし（しかも氏業なんて多分北条の通字の偏諱を受けてるのを業盛にするぐらい）。
それに平井城から北上州に行くには長野領を通らないと結構な回り道だし。
まぁそれは一旦横瀬家に行こうとして失敗したって話だから回り道したのかもしれないけど。
他の日和見諸侯と完全に同一視してやるのも可哀相だろう、と思う。

それはそれとして、業正の抵抗が怪しい部分があるっていのに賛成できるところもある。
52年に北条に属してるのに60年までに武田と戦うのはおかしいんだよね。
同盟相手じゃん。

なお、重要情報として、吉業は「沼田腹」である。
由良家は箕輪城落城後、北条に降伏した。
長野家は室田（鷹留）長野家、箕輪長野家、厩橋長野家、大胡長野家があるらしく、業正は鷹留長野家から養子に入った説、父である長野方業が厩橋長野家から入った説、と情報は錯綜している。

もう一つ、確かに業正あるいは業政の名は古文書には見えないらしい。
が、長野信濃守は出ており、対武田はともかく、他のことは伝わる業正の行跡と一致することも多い。
業正という名前だったかどうかは証明できないとしても、業正に概ね対応する人物として長野信濃守は実在したと言っていいと思うよ。

養子縁組したり娘（妹？）を室として嫁入りさせたり安房里見氏と縁が深いのが気になる
その後里見義堯が土岐氏から継室を得ていることから義堯が北条と手を切る前か対立直後に結ばれた関係と思うが、北条に対する牽制のための同盟だったんだろうか
上野と安房じゃ距離も随分離れてるし同盟として機能するのか？と思うが、里見はその後も上杉や武田相手に同盟組んでるし問題はないか

>>sm36948580

上のレスにもある北条についたり上杉についたりって話もあって面白かった
当然スーパー爺のイメージとはちがうけど

>>53
まあ功績盛られまくっても批判されない(話題にもならない)のは良くも悪くもマイナー武将ってことだよなあ

野望プレイヤーからは山内上杉のエースって認識だけど、群馬県民的にはご当地武将と言えば沼田城掠め取った真田の方が知名度高そうなのがなんとも

1552年に北条に裏切って、1560年に上杉に裏切った。
軍記で信玄を撃退したと描かれる時期は、北条方に属して
武田とは味方同士だったので戦ってるのがおかしいし、忠臣でもなんでもなかったって話になってるな。

そうなってくると遺言の内容もよく分からんな

その遺言も出自は江戸時代の軍記物（関東古戦録）だから
創作の可能性もかなりある、というのが実情か

>ちなみに、最終的に箕輪城が陥落したのは信玄が信濃を併合した後であり、最初の頃より武田軍の陣容や規模がかなり違う。
>にも関わらず箕輪城を2年間とはいえ守ったとして、業盛はもっと評価されるべきではないだろうか。
>最近はだいぶ見直されているとはいえ、その辺どうなんですかコーエーさん。
息子を評価したらバランスとるため後世の軍記物で上げられてる長野業正を極端に下げないといけなくなるな

どっちかというと知略寄りというか大関高増か強化版由良成繁みたいな数値みがあるかな→長野業正