うしろの百太郎とは、つのだじろうの漫画作品である。
概要
1973年から1976年の間週刊少年マガジンで、1975年からは月刊少年マガジンにも並行して連載された。
主人公の後一太郎が守護霊の百太郎に守られ導かれながら父親の健太郎、霊能犬のゼロと共に様々な超常現象や心霊現象を体験していく。一太郎や周囲の人間が何度も危険な目にあい、最終的に殺害されてしまう人や、取り憑かれて犯罪を犯してしまう人も登場するが、一太郎は酷い目にあいながら百太郎に助けられ命は助かる。というより死んでも復活したりした。
霊や超能力や生まれ変わりといったオカルト的な概念が多く取り上げられて説明されており、それらを闇雲にただ否定する人間への批判も含まれている。また、自分の能力を悪用し不幸になる因果応報な話もある。
登場人物
- 後一太郎
- 主人公。何度も何度も死にかける。百太郎やゼロ、健太郎に毎回助けられる。
一度心霊の世界へ踏み込んだ以上それも宿命なのかもしれない。 - 後健太郎
- 一太郎の父親。心霊科学を研究していて後心霊研究所を営んでいる。
威厳があるがたまに妙に間抜けだったりする。 - 百太郎
- 一太郎の守護霊でご先祖様。強い。
悪霊を退けるなどして一太郎を危機から救ってくださるが、時に厳しい面も見せる。 - ゼロ
- 後家で飼われている霊能犬。時折人の顔を見せる。前世は人間で頭も良い。
テレパシーやテレポーテーションを使え、一太郎と会話することが出来る。
一太郎へきつい当たりをする事も多いが、いざという時は何度も身を呈して助けた。
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関連項目
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