ただしつけもの、テメーはダメだとは、週刊少年ジャンプで連載されていた『ボボボーボ・ボーボボ』の1シーンである。
ただし概要、テメーはダメだ
『ボボボーボ・ボーボボ』第1話で、ボーボボが放った一言。
つけもの(CV:斉藤貴美子)が仲間としてついて行きたかったり、ボーボボの過去話を聞こうとした時に、ボーボボはヒロインであるビュティの頼みには応じたが、つけものに対してはこう言ってつき放した。
『北斗の拳』のパロディという面があることを伝える第1話で、一見ケンシロウのような強くて優しい頼れる男に見えるボーボボがこのセリフを冷たく言い放つシーンは、読者にこの作品の方向性を印象付けた。
この台詞を言われた後も「まってくれよぅ」とボーボボについていく様子が見られたが、続く第2話でビュティに「そういえばつけものも犬に食われたんだっけ…」と既に死んでいたことをアッサリ語られて出番は終了する。
この一言から、「ただし○○、テメーはダメだ」といった一言ネタがヒットした。主に何かを歓迎してから何かを拒否するときや、先に何かを誉めた後それに近いくくりの中にある歓迎されざる例外を示すときなどに用いる。
その後のつけもの
使い捨てキャラながら根強い人気があったというつけものはその後、扉絵などでの出番しかなかったが、第223話でボーボボの10人目の仲間としてまさかの再登場を果たす…も、次話の4ページ目で首領パッチに殺される。
「オレもこのマンガのメインキャラとしてこの戦いで活躍したかった……」と虫の息でボーボボに打ち明けるも、「ただしつけもの テメーはダメだ!!!」とモウコーン・キャッスル最上階から蹴り落とされて出番は終了する。
(その後第226話で、死んだボーボボと同じくハジケリスト墓場にいたことが判明。ボーボボを生き返らせようと身体を張った際「ただしつけもの オレはダメだー!!」と自ら叫んだ。)
そして『真説ボーボボ』最終話、ユキと名乗る少女がボーボボの仲間としてついて行きたいと願うその横で再登場。
ユキの頼みには応じたが、つけものに対しては「当然つけもの テメーはダメだ」と突き放した。
「6年越しでも?」
アニメのつけもの、テメーもダメだ
アニメではアレンジもあり、目立った活躍(?)もあったが、犬には食われずその後のあらすじでは「退場」という形で登場しなくなった。
ボーボボ劇場のカウントダウンシーンでは3・2・1の「1」が「100」のカウントに変わり多くの「つけもの」が一瞬登場した程度であった。
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