イワハイラックス(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
概要
「わたしの肉球、いつも濡れていてペタペタしているんだけど、吸盤みたいにしてまっすぐな岩壁でも登れちゃうんだよ。岩にへばりついたまま眠っちゃうこともあるけどね……」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
元となっているハイラックスは古くは齧歯目とされていたが、現在はイワダヌキ目に分類されている動物である。なおタヌキはネコ目イヌ科なので全く別の生き物である。
骨格はサイに近くて胃はウマに似ており近縁はゾウとされている。色々とややこしいが、要はハイラックス科(イワダヌキ科)のみで構成される「イワダヌキ目」という独立した目の動物である。
フレンズの彼女はまた別の点でややこしいことになっており、現在登場した媒体全てで名前は「イワハイラックス」と共通しているが、旧公式サイトのけもフレ図鑑
では分類が「(前略)ハイラックス属ケープハイラックス」、学名も「Procavia capensis」になっており、これはケープハイラックスのものである。
一方でその後に出たぱびりおんやけもフレ3などでは、分類が「(前略)イワハイラックス属キボシイワハイラックス」、学名表記「Heterphyrax brucei」、英名表記「Bush Hyrax」とキボシイワハイラックスのものになっている。
初登場からいままでにリデザインも行われていないため、こうなった理由は不明だがケープハイラックスに「ロックハイラックス」という別名があることが一因かもしれない。
外見
白い長袖のインナーにお腹の部分が白くなっている着丈が長めの半袖グレーのシャツに黒い手袋をしており、白いソックスを緩く履いて膝から上が露出している。
髪はグレーで動物の耳と人間の耳が両方見えている。口は波線で書かれており立ち絵のポーズはお腹の辺り或いは裾を押えているようにも見え、尻尾がちらっと見えている。
アニメ「けものフレンズ」での扱い
第8話「ぺぱぷらいぶ」の観客に見切れた形で登場しているが、台詞などはない。
けものフレンズぱびりおんでの扱い
2021年4月14日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑で、一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
「イワダヌキ」という別称は認識しているようで、タヌキと一緒に「あなたみたいなフサフサ尻尾じゃないし」「あなたみたいな岩登りは上手じゃない、の。」と違いを確認しあうけもトークがある。
「今度はどこの崖を攻めちゃおう」「この辺りの岩は全部登っちゃった」と言うなど岩登りや崖登りがライフワークで、この貼り付く肉球があればどんな所でも登れちゃうと豪語し、実際に「ほぼまっすぐな岩場(本人談)」も登っている。ちなみにこの貼り付く肉球はおでこや頬などにもくっつくようでそのまま引っ張ると(みよーん)とほっぺたを伸ばせる。
珍しい行動は「この岩いい感じだね(ボルダリングウォール)」
岩壁を登るのは貼り付く肉球を前提としたパワープレイと思いきや、アードウルフにあーかいぶ5で製作されたボルダリングウォールの掴む場所の指示を出すなどもしている。
関連項目
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