タヌキ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:野中藍(ネクソン版)、加藤里保菜(けもフレ2、けもフレ3)、演:加藤里保菜(舞台版)
概要
「あ、あの、タヌキは決めた相手とずっといっしょに暮らす、の……。あ、だから、その……わたしの言ってる意味、わかるかな?わかる、よね?あなたと……」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属タヌキ。
日本にも都市部にまで広く分布しているタヌキのフレンズ。アライグマとは関係ない。日本では古来より親しまれてきた動物であり、タヌキの登場する昔話や諺には枚挙に暇がない。
日本にある伝承と同じく、化ける能力を持っており、自身のアイデンティティだと考えている。同じタヌキ系のフレンズとして未確認生物の「イヌガミギョウブ」「ダンザブロウダヌキ」が存在する。
外見
袖にファーのついた紺色のセーラー服らしき服を着ている。手袋・タイツは先が黒く、タイツは太ももにかけて薄茶色の色にグラデーションしている。これは基の動物の足と同様である。
ネクソン版での扱い
ピュア属性(緑)のレアリティレベル1のフレンズとして登場。チュートリアル報酬でも入手可能。コストは200・攻撃タイプは近距離・サイズはS。タヌキはイヌ科に属する動物だが、オオカミとかではないためグループ「オオカミ連盟」には加入していない。固有スキル「純情ぽんぽこ音頭」は20秒間自身の攻撃速度が10%上昇する。
メインストーリーでは第7章にて登場。ゴコクチホーにてマーゲイ主催のゲージツ祭に向け、自身の毛を使った筆で習字を書いていた。内容は主人公(プレイヤー)の名前と「ただたいたたすたき」。一体どういう意味なんだ…。
舞台版での活躍
じゃんぐるちほーでサバンナガールズのメンバーを探すサーバル、オカピ、クロヒョウの前に現れる。PPPのライブにもしょっちゅう通うほどのアイドル好きであり、自分がアイドルになれる最初で最後のチャンスだと考え直談判しに来たが、クロヒョウにサバンナ感の無さを理由に断られてしまう。が……
お腹を叩くと音が鳴り可愛くなる。大きなショックを受けると狸寝入りしてしまう。また、見たことがあるものに化けることができる。
ぱびりおんでの扱い
「怖がりなのは…な、なおらない、の。」「ば、化けるって…何のこと?」
2018年12月5日から観察可能になった。けもトークの枠の色は緑。一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ぱびりおんでは化ける能力がないようで、キタキツネの言う「げーむでみた化け方」を試してみた時も何も起きなかった。ただこの「化ける」をテーマに「タヌキのおかしら」から化け方を教わりたい。実はもっと化けるのが上手いタヌキがいるなど、話が繋がっているけもトークもあるが、最終的に化けるに至ってはいないようである。
非常に臆病で、またビックリしてしまうと気絶してしまうこともある。話し方も「聞きたいことがある、の。」など要所要所で読点が挟まることがある。触り心地はもふもふでぷにぷにらしく、前述の「化ける」際の願望でも「もっと、スマートに、なりたいの!」と言っている。
意外と歌がうまいようで、「サーバルやオカピ、クロヒョウと一緒に歌う」「そうだよー。こういうのもイケるんだ、タヌキは。」など舞台版でのネタをオマージュしたけもトークもある。ちなみにこの話はユニット名を考えようといったところで終わっており、最終的に名前が決まったけもトークはないが、この後に出たけもトークでも「こうざんで聞こえてくる歌をヒツジが聞くけもトーク」や、歌うような内容ではないがサバンナガールズの5人でのけもトークなども存在する。
アライグマと間違われるようなけもトークはないものの、アライグマ本人やハクトウワシからは似ていると言われており、比率で言えばそこまで多いわけではないが度々けもトークでも共演している。ちなみにイヌガミギョウブから逆にアライグマがタヌキの仲間だと勘違いされていたりはする。
珍しい行動は「ポンポコポン♪(ぽんぽこ太鼓)」
ちなみに腹太鼓でも「ポンッ♪」といういい音が出せるようである。
けもフレ2での活躍
アニメ版けもフレ2の第8話「しんきょくらいぶ」にて登場。PPP(ペパプ)ライブ・オープニングアクトのオーディションに参加し、“死んだふり”を披露したが、結果は落選。その後、客席からライブを観ていた。
漫画版けもフレ2では3巻収録の15話に登場。PPP(ペパプ)ライブのサポートメンバー選考会に参加しに来ており、緊張しているのか暗い顔で「合格…絶対…」とブツブツ呟いていた。そしてPPPのライブでは観客として歓喜していた。
16話で、フレンズ型セルリアンの群れが襲い掛かってきたときは、自分たちがどうなってしまうのか不安がっていたが、PPPのプリンセスが自分たちを守るために戦ってくれているセルリアンハンター達を信じていると言うと、そこにいたフレンズたちと一緒に感動した。なんとかフレンズ型セルリアンを全滅させたあとは手足を広げながらジャンプして喜んでいた。
その後の最終話でのPPPライブオンステージのコマで、小さくてやや分かりにくいが向かって右の一番下の段にいるのがタヌキだろうか。
けもフレ3での活躍
属性はフレンドリー(緑)。初期けも級は星4つ。CVは加藤里保菜。
メインストーリーシーズン3の0章でパークガイドの練習や長期ゲストのヒカリのお出迎えをした。
パークガイドの教科書に夢中になっていたせいで、練習に付き添ってくれていたカニクイアライグマのことをアライさんだと思い込んでいた。
探検隊の散歩に誘われたので、ガイドの練習を兼ねてカニクイアライグマと一緒にスタッフカーに乗り探検隊と同行し、探検隊たちにチンチラとデグーのショー、サンカイチホーのオアシス、ナカベチホーを案内した。また、サンカイチホーはオデッセイが改装予定であることや食事できる場所があんまりないことを伝えた。ガイドの練習を終えた後は探検隊たちと一緒にジャパリラインを見に行き、カニクイアライグマの友達がジャパリラインもジャパリバスも知らないことを驚いた。
突然探検隊がカコ博士から連絡で研究所に呼ばれてからも、成り行きでカニクイアライグマと一緒に探検隊に同行し、園長の紹介で長期ゲストが明後日やってくることを知った。ゲストの子が副園長であるカコ博士が直々にお迎えに来るのを恥ずかしいからと断ったというので、隊長ら探検隊たちがゲストの子をお迎えすることになった。その時、フェリーに乗ってやってくるのはゲストの子だけで園長は乗ってないことを聞き「そ、そうなんですかぁ…」と反応した。ちなみに、園長がどこにいるのかはカコ博士にもわからず、「もしかしたら遠い国にいるのかも」「動物や子供たちのために色々と頑張っているらしい」とのこと。そしてゲストの子の名前が「ヒカリちゃん」だと聞いた。
タヌキとカニクイアライグマも探検隊と一緒にゲストの子を出迎えたいと申し出て、出迎えは多い方が喜んでくれるだろうとドールに承諾された。次の日の夜、タヌキとカニクイアライグマはどのようにヒカリを出迎えるのかを一緒に相談した。そして翌朝、探検隊たちや港にいたカモメ、アオツラカツオドリ、ホワイトサーバルと一緒にヒカリを出迎え、フェリーの中に忘れ物がないか訊いた。
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