ウガルル(まちカドまぞく)とは、漫画『まちカドまぞく』の登場人物である。
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この項目は、漫画『まちカドまぞく』原作6巻までのネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
んが…オレ…概要アル…
陽夏木ミカンに憑りついていた呪いの正体。モデルはメソポタミアの同名の怪物。
元々はミカンの父が娘の護衛にしようと召喚された使い魔だったが、召喚時の魔法陣とよりしろとお供えの唐揚げ(とそれにかけられたレモン)が不完全だったためよりしろがすぐに壊れてこの世界に安定することができず、さらにミカンの強力な魔力も相まって複雑な存在になってしまった。一応、召喚されてすぐの頃は話もできたらしい。
使い魔として果たすべき役割を理解できなかったため、「ミカンの心が震えた時に全部攻撃する」という行動しかとることができず、これがミカンの「動揺すると関わった人にささやかな困難が降り注ぐ呪い」という形になって表れてしまっていた。
ミカンは呪いのことを半ば諦めていたのだが、それを良しとしないシャミ子と桃はミカンの心に入りこみ、不安定な存在だったウガルルを実体化させ、交渉。一時は消えそうになったもののミカン本人の説得もあり、何とか消えずにとどまれた。
その後は杏里や小倉たちの協力を得て新たなよりしろを作り、無事にウガルルをミカンの中から外の世界へと産み出すことに成功した。同時に15歳ママ魔法少女の誕生の瞬間でもある
召喚後はミカンと同居し、シャミ子のことを「ボス」と呼ぶようになる。頭は良くない(10以上の数が苦手で、日本語も「柑橘」「蜜柑」「檸檬」以外はカタカナすらまともに読めない)が爪を使った切り裂き攻撃は強力で、冷蔵庫も破壊してしまうほど。また体質上すぐに腹ペコになってしまう。
最初はママと呼ばれるのを嫌がっていたミカンだったが、ウガルルのことを娘と認知してからは彼女のために服を買ったり、保育園に通わせたりするほどの立派なママっぷりを見せるようになる。しゃみこ(天空竜ガチャ爆死)「ミカンママアアアアアアア」今後の成長が楽しみだ。
……ってな感じで簡単に流したけれど
上で述べたウガルルの再召喚(原作4巻49~52丁目に相当)に関してだが、成功したのはほとんど奇跡に近いと言っても過言ではない。
召喚の必要条件を列挙すると、
- 桃が小倉から闇堕ち薬を受け取っている(48丁目)
- シャミ子が良子から天沼矛について耳にしている(47丁目)
- 杏里がミカンの既読無視を心配してばんだ荘を訪れる
- 千代田桜がウガルル召喚計画のメモを残している
- シャミ子がリコ君と白澤店長に接触している(34丁目)
- シャミ子が山の土を持ち帰っている(45丁目)
- ミカンが体育祭委員に入り、そこのメンバーとコネを持つ(48丁目)
といった感じになる。特にヒスイと土の件は普通に話を進めているとほぼ確実に見落とすもので、シャミ子の少しズレた感性に救われたところが非常に大きい。繰り返すがどれか一つでも欠けているとウガルル召喚は失敗に終わっている。
ウガルルを召喚できないまま物語が進んだ場合、5巻終盤で主要キャラが何人か死ぬといった悲劇が待っており、その時点で『まちカドまぞく』はゲームオーバーとなる。また6巻で登場するδ世界線にはウガルル死亡ルートもご丁寧に描かれている。ウガルル召喚回は、シャミ子や桃の出自と並び、この物語がいかに奇跡的なバランスの上に成り立っているのかが改めて分かるエピソードと言えよう。
ボス!見事な関連静画だったゾ!
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