キューンとは、特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する人物である。
演:水江建太
概要
リアリティーライダーショー「デザイアグランプリ」のオーディエンスの一人。
鞍馬祢音(ナーゴ)のサポーターを務めており、文字が浮かび上がる手紙を通してメッセージを届けている。本人の前では正体を隠した状態で接していたが、何度も接触している内に祢音に見破られてしまった。
見た目は憂いを帯びた青年といった感じで、非常にモテそうな見た目をしているが、その実はかなり不器用な性格。特に祢音を前にすると思ったことと真反対の言葉を言ってしまうらしく、初対面時から辛辣な言葉をふっかけて本人にかなり悪い印象を与えてしまっている。そのくせ手紙の文面上ではかなり優しく、誰よりも祢音を気にかけていることを巧みな言い回しで伝えている。
実際、サポーターとしては前述の手紙だけでなく、バックルの提供も行うなど、支援は欠かさず行っている。要は典型的なアイドルのガチオタツンデレなのである。
後述の仮面ライダーキューンは「キューンイヤー」を備えており、どこにいてもサポート対象の声を聴くことができる。また、実際に手紙を通して祢音の声を聴くシーンもあることから、残念なイケメンを通り越してストーカー扱いされることも多い。
そんな彼も、第30話で祢音がピンチに陥った際は、サポーターとして本領を発揮。口では素直な気持ちを伝えられないため、手紙を朗読して自らの想いを伝えようとする。が、最終的には手紙を破り捨て、自らの言葉で力を与え、祢音と共にダンクルオステウスジャマトを撃破した。
余談だが、仮面ライダーシリーズでは主人公や準主役ポジションの人物との関係を結ぶ事になる所謂「ライダーヒロイン」と呼ばれる女性キャラクターが登場する事がお約束になっている。
しかし、『仮面ライダーギーツ』における主人公格の一人である祢音は女性であり、彼の物語は従来作におけるライダーヒロインを彷彿とさせる様に彼女との関係を描いている事から、すなわち、彼は男性にしてライダーヒロインポジションと言うべき立ち位置と言えなくもない。
仮面ライダーキューン
「変身!」
LASER ON
KYUUN LOADING
READY FIGHT
「願い続ける限り、いくらでも可能性はある。だから戦おう、お互いの幸せのために」
キューンがレーザーレイズライザーで変身する仮面ライダー。翼の生えた四足歩行の巨大なライオンという、一般的な仮面ライダーからはかけ離れた姿をしている。飛行デバイスの「ディメンションウイング」は、変身者の切ない感情によって速度が速まる特徴を持つ。
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関連項目
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