ケチャワチャとは、『モンスターハンターシリーズ』に登場するモンスターである。
概要
牙獣種 | |
---|---|
ケチャワチャ | |
別名 | |
通常種 | 奇猿狐 |
亜種 | 白猿狐 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
初登場は『モンスターハンター4』。
キツネザルをモデルにしたような牙獣種のモンスター。別名も「奇猿狐」とそれを意識したようなものとなっている。
今までの牙獣種と違い、特徴的な鼻や耳、目が怖いと評判。
この奇妙な名前もファミ通で始めて紹介されたときには、驚きの声が多く上がっていた。
鼻水を出してハンターを水属性やられにしたり、ヒヨケザルのような皮膜で滑空したりする。
シリーズの牙獣種では初めて滑空できるモンスターである。
ババコンガ?ドドブランゴ?ラージャン?聞こえんなぁ~?
生態
温暖な気候に生息する。バルバレギルド管轄区域では、よく遺跡平原で目撃される。非常に長い爪を持ち、これを使って外敵を攻撃したりツタにぶら下がったりする。また象のような鼻からは水を発射し、外敵にぶつける。興奮状態に陥ると、大きな耳を畳んで顔面に被せる。この耳の模様は大きな眼に見えるため敵への威嚇としても使える。
後に『モンスターハンタースピリッツ』にて、幼体や準成体には耳の模様がついていないことが判明した。
身のこなしが非常に軽く、機敏にツタの上と下を昇り降りする。ケチャワチャは、プレイヤーが初めて遭遇する、高低差を利用するモンスターなので高低差アクションの先生的存在である。存分に彼(?)から高低差のある場所での戦い方を学んでおこう。
また牙獣種では唯一滑空出来るモンスターである。収納されている皮膜を展開し、ムササビのように飛行する。
ババコンガやラージャンなどは高い跳躍でエリア移動をするが、決して滑空している訳ではない。
好奇心旺盛な性格をしているためか、商人の積荷を狙って襲撃をする事が多く、よく物資の調達に支障をきたす。そのため人々からは「危険」というよりも「厄介」という認識でケチャワチャは見られている。
ちなみに遺跡平原の汎用戦闘BGM「金色の追憶」はケチャワチャのテーマ曲である。
MHSTでは比較的後半に出番が移されている。怒り時には2回攻撃に加え、カウンターでパワー攻撃封じで弱点を潰してくるなど、MH4で下位の比較的序盤のモンスターだったとは到底思えないくらいに強化されている。下手したらガルルガと肩を並べられる
亜種
MH4Gで亜種が登場。「白猿狐」と呼ばれ、その名の通り体色が白くなり、耳の模様も変わっている。
設定ではより地上の生活に適した種とされ、さらに向上した飛翔能力でより遠い地域まで移動できるらしい。
保有属性が水から火に変わり、鼻から燃焼性の液を吐くようになっている。他にも滑空時の方向転換が機敏になっている上、何より耳の硬度が異様に高くなっており、怒り時の耳を閉じた形態ではほとんど頭に攻撃が通らなくなるという特徴を持つ。
MHSTでも火属性攻撃を得意とするのは同じだが、燃焼性の液を吐くアクティブスキルが火属性攻撃ながら追加効果が攻撃対象のアクティブスキルを封じる「特技封じ」になっている。
MHSTにおいて特技封じはメインシリーズで言うところの水属性もしくは氷属性の属性やられ状態に相当するものなので、火属性攻撃でこれを持つケチャワチャ亜種は珍しい存在。
MHST2では粘炎液は攻撃範囲が全体化し、追加効果は真っ当に「やけど」になったが、代わりに耳を閉じた形態になるアクティブスキル「プルーフマスク」が、3ターン~5ターン状態異常が新たに発生しなくなる効果でありながら、指示しても絆ゲージ消費たったの2の超低コストスキルになった。
…対人戦で状態異常攻撃に対するメタスキルとしての役割が与えられているのだろうか?
ところで、ケチャワチャ亜種の別名「白猿狐」だが、『モンスターハンタースピリッツ』で登場した際は、ルビが「びゃくえんこ」になっていたのが、MHSTでは「はくえんこ」に変わっている。MHST2でも「はくえんこ」のままなので、『スピリッツ』時代が誤りだったという可能性がある。
関連動画
関連商品
関連項目
- 2
- 0pt