なぜ、死ななければ ならなかったんです!?
ジル・フィザットとは、ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 暁の女神の登場人物である。
概要
シリーズでは希少なファミリーネームを持つ非王族ユニット。シリーズ定番の赤髪ドラゴンナイト。
非常に真面目で愛国心も強いが、それ故にデイン王国の実態を知るとショックのあまり苦悩する。
来歴
蒼炎の軌跡
軍人の娘で、シハラムという父とハールという上官を持つ。どちらもジルの尊敬する人物。
クリミア軍の討伐に向かったデイン軍に所属していたが、ハール隊長による撤退の命令を無視しベグニオンに向かったアイクを追いかけるも捕まって保護を受けるという非常に間抜けな形で加入をする。しかしアイク達と同行するにつれ祖国の真実を知り疑問を抱く事になる。王の命で村を水没させる非情な作戦を実行するシハラムと対峙する所で親子の再会をするのだが、ここで話しかけるとジルは敵に寝返ってしまう。支援Aの相手がいる場合(と言ってもこの時点で支援Aにできる相手はミストしかいないが)のみ、自分の意思でクリミア軍に残ると言い放つ。
ラスボスのデイン国王とも会話があり攻撃をすると何故シハラム将軍は死ななければならなかったのかと問うが「誰だ、それは?」と返される。王のために死んでいった父は、王に存在すら認知されていなかったのだ。
アシュナードっ!!
私は…決しておまえを許さないっ!
許さないからなっ!!!
怒りのあまり叫ぶジルだが、悲しい事にジルでは国王アシュナードにはダメージすら通らない。
彼にダメージを与えられる武器はアイクしか装備できないのだ。
アイクとの会話やイベントは非常に多いのだが彼との支援会話は用意されていない。
暁の女神
蒼炎での壮絶な体験を経たおかげか、かなり大人びた女性らしく育った。
ハールとは同棲しており、彼にも何かしら恋愛のような感情を抱いてしまっている。
今作はペアエンドも用意されてるのでハールと支援Aになると結婚する。
余談
ファイアーエムブレムでは、何らかの動機や理由で敵国から主人公サイドに寝返って味方になるという人物はかなり多い。特に、赤系のドラゴンナイトが寝返ってくるというのは恒例のネタなのだ、が……
前述のとおり、彼女は条件によっては『味方からもう一回寝返って敵になる』という衝撃の展開を持っており、こういうパターンはシリーズでも稀。
暁の女神でも条件や説得次第では、ミカヤ軍とアイク軍の間を行ったり来たりする。
そんなバックボーンのせいかアンサイクロペディアでは、ネタ混じりにジル永フィザ秀呼ばわりされている。
念のためフォローするが、その裏切りも実の父を庇ってのことだったり、祖国の正義の在処を問うてのことなので、本人もかなりの苦悩の上でのことなのだが。
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関連項目
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