スターバックス(英:Starbucks)とは、コーヒーストアの経営/コーヒー及び関連商品の販売を世界的に行っている企業である。通称「スタバ」。
概要
1971年、アメリカのシアトルで創業。当時はコーヒー豆の焙煎会社として立ち上げられ、ショップとしての原型ができたのはそこから11年後の1982年以降。現CEOで当時社員だったハワード・シュルツの提案により、エスプレッソをメインとしたドリンク類の販売をイル・ジョナーレ社が始める。この販売形態が当時のキャリアウーマンを中心にヒット、後に会社がスターバックスの店舗と商標を購入したことにより、現在の店舗の原型が形作られた。このイル・ジョナーレ社は後にスターバックス・コーポレーションに社名を変更している。
当時流行だった、アメリカにおけるエスプレッソコーヒーなどのイタリア文化を導入した「シアトル系コーヒー店」としての地位を本土で確立したスターバックスは、1995年に日本へ上陸。東京は銀座に第1号店を開業し、日本法人であるスターバックス・コーヒー・ジャパン株式会社を設立した。以後は都市部をはじめ、郊外、ショッピングセンター内、駅ナカ、空港内、サービスエリア内等にそのネットワークを広げている。出店が都市部を中心としているため地方進出は遅かったが2015年の鳥取県出店により47都道府県制覇を達成し大きな話題になった。
各店舗共通のデザインとして、"ゆったりしたソファや落ち着いた照明などの長居したくなるインテリア""通りに面したフロアテラス""店内全面禁煙"といったものがある。欧米諸国ではスタバ以外でも比較的取り上げられやすい店舗スタイルだが、日本国内では当時の喫茶店とは大幅に異なるデザインで、これ自体がスタバの特徴として挙げるユーザーも多い。
スターバックスカード
発行国内の全店舗で使用できるプリペイドカード。アメリカならアメリカ国内、日本なら日本国内と、カードごとの互換性は無く、発行国内のみでの利用となっている。
日本でのカードは一般的なチャージ式プリペイドカードとしての位置づけで、支払い時の小銭の手間を省いたり、キャッシュカード決済の時間を省くという利点がある。残高は店舗やカードのサポートセンターサイトで確認可能。
ホスピタリティ
- ほぼ全ての店、9割以上は公衆Wi-Fiスポットを備えている。
大手携帯キャリア3社(ドコモ・au・SB)等の有名ドコロをはじめ、スターバックス独自の無料Wi-Fiサービスも用意されている。
利用するにはメアドを登録するか、以下のアカウントをいずれかひとつ持っていればメアド登録しなくても良い(外部アカウントからのログインの場合は一回1時間で切れる、ただし何度でも再接続可能)。 - 店によっては電源コンセントも備えているので、携帯電話の充電スポットとして利用する客も多い。
お得な裏技
- タンブラーやマグカップを持ち込んでそこに注いでもらう場合は、1杯につき20円割引。
- ドリップコーヒー(ブラックコーヒー)のみ、「ワンモアコーヒー」サービスがあり、レシートを提示すれば2杯目を100円でおかわりすることが可能。
関連動画
関連項目
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