データドレインとは、ゲーム「.hackシリーズ」に登場する能力(システム)である。
概要
データドレインはその名の通り、使用した対象のデータを奪い、改竄するというイリーガルな能力。ゲーム序盤でカイト友人オルカがスケィスにデータドレインされたのが初出。後にカイトもPC(プレイヤーキャラ)がアウラから託された「黄昏の書」によって「黄昏の腕輪」を入手、使用可能になった。
使用時に右手から青と緑の透明の棒状のエフェクトが現れ、円状に広がって展開、そこから発射されるエネルギーが相手に当たり、その後拡散したデータを吸収する。
この攻撃を受けたイリーガルモンスターはバグエフェクトが消失、モルガナ八相の場合は碑文石という今までの姿を具現化していた不気味な存在に変貌し、通常の攻撃が通用するようになる。
上記のとおり、モルガナ八相は勿論、ウィルスバグに冒された敵を倒すのに必須だが、通常のモンスターにも使用できる。しかし、使用するたびにPCが侵食され、PCに様々な異常が起こり最悪ゲームオーバーになる為乱用は禁物。(使わずに敵を倒していけば減少する。)
当然PCに当たったらタダでは済まず、データドレインされたPCを操作していたプレイヤーは意識を失い、未帰還者となってしまう。ちなみにボス戦でデータドレインを受けても未帰還者にならない理由はカイトの持つ腕輪の加護がパーティメンバーを守っているためで大量のバッドステータスを受ける程度に済んでいる。
.hack//G.U.でもデータドレインは登場。こちらは碑文使いPCと呼ばれる特別なPCが憑神(アバター)を通じて使える能力であり、スケィスの碑文使いに開眼した主人公のハセヲも使用できる。相手は主にアバターやAIDAと呼ばれるウイルスプログラムが主だが、そのままではデータドレインできないためまず一定のダメージを与えてプロテクトブレイクする必要がある。Vol.2では憑神バトルでのみ使用できるが、Vol.3では「憑神覚醒」として通常のバトルでもデータドレイン(に似た演出で)が使える。なおこちらのデータドレインは何回使ってもデメリットは存在しない。そして厨二じみた別名もない。
関連動画
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関連項目
- .hack
- .hack//(ゲーム)
- カイト(.hack)…データドレインの使い手その1
- ハセヲ…データドレインの使い手その2
- 奥義暗黒吸魂輪掌破
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