ドッとKONIちゃんとは、2000年当時のザテレビジョンでマスコットキャラクターを担当しており、KONISHIKIをモデルとしたKONIちゃんが主人公のカオスアニメである。
概要
アニマックスで2000年11月26日から2001年5月29日まで放送。アニメーション制作はあのシャフトである。
KONIちゃんと仲間たち(HIGH、MORO、NARI、犬あふろ)の周りで起こる&巻き起こす日常物語が主なストーリーだが、基本的に会話はマシンガントークのように速く、ついていくのが精いっぱいなほど速い。登場人物も例によらず、町中のみんなに人気でアイスを何度食べてもアタリが出るKONIちゃん、熱血漢で、ヒートアップした際には体中に炎が出るHIGH、語尾に「みゅう」をつける口癖がありお色気のシーンが多いMORO、何でもお金で解決しようとするお金持ちの息子NARI、何故かしゃべることができる犬あふろなど個性的なキャラが多い。
シナリオはあかほりさとるが担当。監督ははれときどきぶたやエクセル・サーガでお馴染みのワタナベシンイチ(ただし、13話まで)。上で述べた犬あふろはナベシンが声を当てている。14話からの監督は後にしゅごキャラ!の監督を担当することとなる安田賢司(本作のクレジットでは安田ケンジ名義)が担当。
ナベシンの監督作品ではよくあるとおり、面白い、つまらない、視聴して疲れた、などの意見は本作にも当てはまる賛否両論作でもある。監督が代わってからは賛否の「否」が強い傾向にある。
日本国内では知名度が高いとは言い難い。衛星放送・ケーブルテレビ向け放送であるアニマックスでのみ放送されたため、そもそも視聴可能な人間がやや限られていた。さらに「アニメファンとKONISHIKIのファンは層が被らない」「子どもに訴求するにも、KONISHIKIは子ども人気が高かったわけでもない」という問題点もあった。
だが、意外なことに中南米諸国(特にアルゼンチン、チリ、コロンビアなど)ではかなりの人気を集めた。これは、スペイン語化を担当したメキシコの会社が「日本風のギャグを正確に翻訳するのは無理だ」と判断して、大胆にラテンアメリカ向けの改変を行ったことが功を奏したらしい。
オープニング曲「キャラだもん」は篠原ともえと宇崎竜童が組んだユニット「篠龍」が歌っている。このユニットは本作をきっかけに立ち上げられたもので、地上波テレビ放送の歌番組などにも出演して「キャラだもん」を歌い、対照的な印象の二人が話題になった。だが、それにつられて本作も話題になったりはしなかったようだ。なおエンディング曲「Sailing Dream」は篠原ともえがソロで担当している。
関連動画
関連項目
上記3つの作品はナベシンワールド全開もそうだが、本作と同様、南央美と三石琴乃がメインで出演している。
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