ドラえもんのうたとは、テレビ朝日版アニメ「ドラえもん」の代表的なオープニングテーマである。大山のぶ代時代の1979年から水田わさび時代の2005年にかけて使用され、2019年4月から再び使用されている。
概要
オリジナル版「ドラえもんのうた」は大杉久美子が歌ったもので、放送開始から1992年まで使用された。その後、山野さと子が歌う、若干曲調を変えたものが2002年まで使用。
テレビ版ではその後2002年10月から半年間東京プリンが歌い、2003年4月から約1年、渡辺美里が歌った。2004年4月からの約1年間はAJIによるアカペラ曲となる。この3曲は、それぞれ既存の2バージョンと大幅に異なるアレンジとなっている。
アニメがリニューアルした後も半年間、女子十二楽坊が演奏するインストゥルメンタルバージョンが起用されたが、その後夏川りみが歌う「ハグしちゃお」に変わり26年のオープニングとしての歴史に一度幕を閉じた。
そして14年後の2019年4月には、テレビアニメ放送開始40周年(テレビ朝日版)を記念して、水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一の現行キャストが歌う「ドラえもんのうた 40th」が期間限定でオープニングに使用された。編曲は、かつて映画『のび太の恐竜2006』で主題歌「ボクノート」を提供した常田真太郎(スキマスイッチ)。
このほかのバージョンとして、1998年に吉川ひなのが歌ったものが映画『のび太の南海大冒険』の、2000年にはウィーン少年合唱団によるものが映画『のび太の太陽王伝説』のオープニングにそれぞれ起用されている。
空を自由に飛びたいと言って、「はい、タケコプター!」というパターンが毎回お馴染であった。
1990年代後半のコロコロコミックでは「アン、アン、アン とっても大好き」の部分を議論するドラえもんズのドラ・ザ・キッドと王ドラがいた。一方は「アン、アン、アンだからアンコが好き」といい、ドラえもんはアンコ派だと主張。もう一方は「アンを取っても大好き」だから「皮派」を主張。しかし、ドラえもんがどちらが好きなのかは不明。
2011年9月、小田急電鉄小田原線向ヶ丘遊園駅上りホームにてこの曲が接近メロディとして使用開始された。2016年9月にはJR東日本南武線登戸駅3番線の発車メロディにも起用されている。なお、小田急ではAメロ(「♪こんなこといいな できたらいいな…」)、JR東日本ではサビ部分(「♪アンアンアン…」)がそれぞれアレンジされている。
ニコニコ動画では
古くからMAD素材として使用されており、今なおコンスタントに新作が投稿され続ける人気曲である。楽曲の完成度もさることながら、ニコニコユーザーの世代には非常に親しみが深いことが原因であると思われる。
関連動画
※この動画が投稿されて以降、徐々に音MADとしての人気が高まっていく
関連項目
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