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ドライセン（AMX-009）とは、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』及びその関連作品に登場する架空の人型ロボット兵器 / 人型機動兵器、モビルスーツ(MS：Mobile Suit)である。
概要
| 型番 | AMX-009 |
|---|---|
| 頭頂高 | 22.0m |
| 本体重量 | 36.7t |
| 全備重量 | 66.8t |
| ジェネレータ出力 | 2,380kW |
| スラスター推力 | 107,800kg |
| 武装 | 3連装ビームガン×2 ビーム・ランサー ビーム・トマホーク トライ・ブレード×3 |
ジオン公国軍が一年戦争時に開発したドム(MS-09)の流れを汲む、重モビルスーツである。ネオ・ジオンが同時期に開発したモビルスーツと比較して、複雑な機構が存在せず、信頼性や耐久性が高かったと言われている。このことから、第一次ネオ・ジオン抗争中盤以降ではネオ・ジオン軍の主力機として活躍した。
携行火器を持たず、射撃戦はもっぱら、腕部に内蔵された3連装ビームガンに頼っていた。このため、長距離戦闘はあまり得意でなく、ビームガンに格闘武装のビーム・ランサーやビーム・トマホークを絡めた近接戦闘を主体とした。特筆すべき武装として、背部に装着されたトライ・ブレードがあげられる。このトライ・ブレードは、入力された座標へ向かって3枚のブレードを回転させながら突撃する射出型の武器となっている。基本的には大気圏内用の武装であるが、バーニアが搭載されているため、宇宙空間でも使用可能であった。
このように、設計上はドムの系譜にあたるが、得意とする戦闘距離はドムよりも短く、むしろ固定火器による射撃・牽制とサーベルによる格闘を得意としたグフ(MS-07)に近いといえる。ドムの機動性をもって格闘戦に当たるわけであるから、むしろ最適解なのかもしれない。
袖付き仕様
オリジナルに対して、携行火器であるジャイアント・バズ(シナンジュのロケットバズーカの改良品)とヒートサーベルが追加され、よりドムらしい運用が可能となっている。また、袖付きで運用された多くのモビルスーツは近代化改修(例えば、バウは固定兵装の追加と復座化が実施された)が実施されたが、本機はその基本性能の高さから最低限の改修のみが行われたと言われている。
関連動画
ドライセンは7:57あたりから
関連静画
左:オリジナル, 右:袖付きver
関連商品
左:オリジナル, 右:袖付きver
関連項目
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