ハロンとは、以下の用法を持つ単語である。
- ハロン(英:halon) - ハロゲン化炭化水素の一種。
- ハロン(英:furlong) - ヤード・ポンド法における距離単位のひとつ。
- ハロン - 日本の地方競馬専門情報誌。2が名前の由来。
- FURLONG! - 月刊マガジンで連載されていた競馬漫画。やはり2が名前の由来。
- ハロン湾 - ベトナム北部の湾。世界遺産。
ここでは、2のハロンについて説明する。
概要
ハロン(furlong)はヤード・ポンド法における長さの単位のひとつである。正確に発音するならば「ファーロン(グ)」が正しいが、日本では古くから「ハロン」と呼ぶことが定着している。
おもにイギリス・アメリカ合衆国で使われる…はずの単位であるが、現代では本場イギリスであっても競馬以外ではあまりお目にかかれない。日本でもほぼ競馬専用の単位として扱われている。
1ハロンは201.168メートル(国際フィート基準、米国測量フィート(2022年12月末をもって廃止予定)基準だと約201.1684m)、マイル換算だと1/8マイルになる。以下は主な単位との比較。
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競馬業界では「1ハロン=200メートル」として表現し、たとえば以下のような競馬用語・作品に使われている。
- ハロン棒 - 競馬場のコース脇に立てられている、残りの距離を示す標識。基本的にハロン単位(200m単位)だが、100m単位のハロン棒も存在した。これとゴールと間違えた騎手が存在したのは語り草。
- 上がり3ハロン - 競馬新聞などで過去の競走成績に掲載されている、その競走での最後の3ハロン(600m)のタイム。最後の直線でどれだけスパートをかけられたかを推察することができるため、予想の材料にされる。なお、競馬場の着順掲示板には3F・4Fとあるが、これはレース自体の上がり3ハロン・4ハロンである。その時点で先頭の馬がそのまま押し切ったならその馬の上がり3ハロン・4ハロンと一致するが、途中でほかの馬に抜かされた場合、レースの上がりと馬の上りは一致しない
- 馬なり1ハロン劇場 - よしだみほ作の競馬漫画。掲載媒体を変えつつ、1989年から2017年現在まで続く競馬漫画の重鎮。
- ファイナルハロン - ナムコ(現バンダイナムコ)の発売した体感型競馬ゲーム。誰か記事書いて。
関連項目
親記事
子記事
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兄弟記事
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