ハン・ノヴァ単語

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ハン・ノヴァ（Hahn-Nova）とは、サガフロンティア2に登場する都である。

概要

ロードレスランド東部に位置する都。

ギュスターヴ13世が古代帝国ハンをイメージして建設させた街で、南部へ進攻するための自らの拠点の地としている。元々ロードレスランドはハン帝国の中心地だったが、帝国が滅亡して以来穢れた地とされ諸侯からの関心が薄く、統治者のいない時代が長い間続いており、それゆえに「主なき地」ロードレスランドと呼ばれていた。元々統治者がいなかった地であり、都市建設後はギュスターヴ13世の統治下となる。

町並みはモノトーンでまとめられている。王宮のテラスからは町並みとサウスマウンドトップを眺めることができ、サウスマウンドトップからもハン・ノヴァを眺めることができる。
ギュスターヴが歴史上からいなくなった後肩書きが「主を失った町」となり、1269年にケルヴィンがハン・ノヴァから去った後は野盗とモンスターが徘徊し、町から火の手が上がる。その後は復興するなどギュスターヴに似た芯の強さを持つが、統治者の座をケルヴィンとカンタールが競う状況が続く。しかし住民から彼らは主とは認められていないことが前述の肩書きで示されている。カンタール没後はケルヴィンを中心とした諸侯による盟約が結ばれた。

1290年頃に盟約が崩壊した後には独立都市となり、特定勢力の支配下になることを拒んでいた。各勢力の中でも強硬派であるヤーデ伯チャールズの侵攻を受けた際、ハン・ノヴァ住民は周辺から兵を集め反発。兵の中にはギュスターヴを名乗る者がいたことから、チャールズが侵攻する大義名分を作ってしまい、ハン・ノヴァの戦いが勃発。戦争の末偽ギュスターヴを中心としたこの軍はヤーデ軍を敗走させチャールズを討ち取るという大戦果を挙げる。なおこの時点で偽ギュスターヴの側近であるエーデルリッターは全員揃っているが、戦いにはサルゴンしか出撃させていない(チャールズ相手に過剰戦力だと考えたのだろうか)。偽ギュスターヴはこの後ハン・ノヴァの支配者に収まるが、この事態を憂慮した新ヤーデ伯デーヴィドにより東、南大陸の連合軍が結成され、これを迎え撃つ偽ギュスターヴ軍による、史上名高きサウスマウンドトップの戦いが幕を開ける。結果連合軍が偽ギュスターヴ軍を打ち破り、ハン・ノヴァを自由都市としたサンダイル史初の平和条約「ハン・ノヴァ条約」が諸侯との間で締結された。これによりもたらされた平和はその功労者の名を取り「デーヴィドの平和」と呼ばれ、長い間語り継がれることとなる。

建設されるのは1249年（ハン・ノヴァ建設、ギュスターヴ編）で、3つの市街地の建設を進めることになる。鍛冶屋街、商店街、歓楽街の3つのどれかを選択することになるが、この時3つ全てを歓楽街にすると建設者はギュスターヴ13世から市長を任せられ「これで歓楽街の帝王だ！」と歓喜する。実際に歩くのは1305年（ギュスターヴの陣営へ、ウィル・ナイツ編）となる。3つ全てを歓楽街にしていると、闇ショップからデッドストーン(即死やLPブレイク耐性を持つラスボス戦には必須のアクセサリ)などの貴重なアイテムが手に入りやすくなり、市長がポケットステーションのダウンロードポイントとなる。また鍛冶屋街を建設すると、建設した場所に応じた鋼鉄製武器を購入できる。また余談だが、2周目などで建設シナリオをプレイせずに訪れた場合は鍛冶屋街、商店街、歓楽街が1つずつ配置される。

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