バハムート・シャーク単語

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バハムートシャーク

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バハムート・シャークとは、遊戯王ＯＣＧに登場するエクシーズモンスターである。

概要

初出は漫画版遊戯王ゼアルでシャークこと神代凌牙が使用。
ＯＣＧ版はＶジャンプの付属カードとして登場した。（一年後にはデュエリストパック-神代兄弟編にて再登場。）

効果

以下の効果はＯＣＧ版効果

エクシーズ・効果モンスター
 ランク４/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル４モンスター×２
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動する事ができる。
水属性・ランク３以下のエクシーズモンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。

　禁止カードの王家の神殿（後にエラッタされて復帰）を除き、初めてエクシーズモンスターをエクシーズ召喚以外で特殊召喚できるカード。
　この効果で特殊召喚できるモンスターはデメリットで攻撃できないＮｏ.３０破滅のアシッド・ゴーレムを除くと、このカードの攻撃力より劣るため、場数を増やせるものの、バハムート・シャークの高攻撃力を活かせないのが難点。
　と思いきや、バハムート・シャークが攻撃したメインフェイズ２に効果の発動が可能との裁定が下り、高攻撃力を活かしつつ、フィールドアドバンテージを稼ぐことが可能な強力なモンスターとなった。
海皇の竜騎隊をコストにすればさらにアドバンテージを稼ぐことも可能である。アビストリーテなどの登場に伴い、このカードを中心とした戦術も少しずつ幅が広がっているため、今後の発展が気になるエクシーズである。
　9期に突入してからしばらくの間は少しおとなしくなっていたが、海外で登場した水属性ランク２エクシーズや、２０１６年に登場した餅カエルの登場により、再び脚光を浴びた。２０１７年には新マスタールールへの導入により機能不全となった…かと思いきや、マスタールール3導入から廃止まで冷遇を受け続けた魚族がルール導入後に増加し、このモンスターとの併用が見込めるカードも細やかながら増えた。
　特に、餅カエルと併用した『バハシャ餅』は9期や11期で水属性デッキを中心に用いられていた。しかし、とある理由により餅カエルは禁止カードになってしまった（詳細は餅カエルに記載）。

　ちなみにこのカードがOCG化された頃、このカードの効果で特殊召喚のできるデメリットのない最高攻撃力のモンスターは、まさかの潜航母艦エアロ・シャークである。
　ＯＣＧ版のエアロ・シャークはアニメ版とのギャップのせいもあり、一種のネタカード扱いだが、フィッシャー・チャージ対応で下級アタッカー級である攻撃力１９００のモンスターが、高攻撃力のエクシーズモンスターのおまけとして出てくると考えれば優秀だろう。
　２０１３年から攻撃力・守備力２０００でデメリットが緩いNo.47 ナイトメア・シャークや、エクシーズ素材なしで特殊召喚効果が使える鍵魔人ハミハミハミング等が登場したため、このカードでエアロ・シャークを繰り出す必要性も減った。どうしてもこのカードとエアロ・シャークを使いたいという方は魚族である点を活かして立ち回ることになるだろうか。

漫画版ではこのカードのエクシーズ素材をエクシーズ素材として、
自身より低いランクのエクシーズモンスターを特殊召喚する効果で、ブラック・レイ・ランサーを特殊召喚した。
その効果のため、特殊召喚されたエクシーズモンスターは効果が発動でき、
また攻撃制限も存在しなかったため、非常に強力なカードであり、ＯＣＧ版では弱体化してしまった。
特殊召喚のできるモンスターも水属性に限定されてしまったため、
またしてもブラック・レイ・ランサーがらみで原作再現が不可能となってしまった。