ムーンライトあずさとは、2013年8月15日限定で運行された夜行列車である。
概要
2013年8月15日、第65回諏訪湖祭湖上花火大会が実施されることになった。毎年50万人の観客が来る大きな花火大会である。しかし、当日は大雨洪水警報が発令されたあげく、大雨となってしまった。実施が危ぶまれていたが、小雨になったことから予定どおり、午後7時に開催を決行した・・・これが全ての始まりとなったのである。
30分後、結局大雨になったため、開催中止に。さらには中央本線（中央東線）が小淵沢駅～塩尻駅間で一時運転見合わせ、中央自動車道・長野自動車道が通行止めと言うどうしようもない状態になり、帰宅困難者が続出する有様。諏訪市は急遽、受け入れ施設を確保する事態に至るのであった。
そんなわけで、中央東線は最大6時間20分遅れで運転を再開したのだが、既に深夜時間帯となっており、そのまま事実上の終夜運転に突入。「あずさ・スーパーあずさ」は、「あずさ30号（千葉行）」・「スーパーあずさ32号（新宿行）」は運転することになり、乗車券（青春18きっぷ含む）のみで乗車可、石和温泉駅、山梨市駅、塩山駅、大月駅に臨時停車が決定。さらには横浜線（町田行）、南武線（登戸行）、山手線（田端行、品川行）に救済臨を出す事態となった。さらには中央線始発利用者のために、八王子駅では八高線の電車を開放して対応した。
なお、あずさ30号・スーパーあずさ32号はそれぞれ終着駅に4時台についたと言う。まさに「ムーンライトあずさ」となった。
また、松本行の「あずさ35号」も「ムーンライトあずさ」になり、やはり相当遅れて松本駅に到着している。
ちなみにこれより後に走る「ムーンライト信州」は上諏訪駅を4時台に出発し、新宿駅には朝ラッシュの7時台に到着。「サンライズ信州」となった。
関連動画
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関連項目
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