園田真理(そのだ まり)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』に登場するヒロインである。
概要
一人称は「私」。幼い頃に実の両親を亡くし、花形に引き取られて孤児院「流星塾」で育った。九州滞在中、義父である花形から送られたファイズギアの謎を確かめるため、東京のスマートブレイン本社に向かう途中に巧と出会う。
東京に戻った後は、巧と共に啓太郎の実家に居候しながら、美容院でアルバイトをして夢を追いかけている。料理も得意で、同居人との食事シーンが非常に多いのも特徴である。特に、初期の頃は巧が猫舌である事を知ってからは、鍋焼きうどんやすき焼き、熱くはないが侮辱を込めてお子様ランチを作るなど、かなり手の込んだ嫌がらせをしていた。
かなり勝気な性格で、ちゃっかりとした部分もあるが、物怖じせずに自分の意見をはっきり言う芯の強さを持つ。ただ、その気の強さから苦手に感じた相手への評価は辛辣で、相手を罵倒する際は非常に容赦なく、時に言ってはならないことも言ってしまう。[1]巧との別離は、彼女が巧をオルフェノク故に恐れてしまったことが原因の一つであり、彼女は謝りたいと言いつつも、その後のいざこざもあって謝る機会を逃している。しかし、オルフェノクでありながらも巧や、自分を一度は殺した澤田を信じ抜き彼らに人としての心を取り戻すきっかけを作るなど、強い心を持つ。
(以下ネタバレ)→後に“九死に一生を得た”人間からオルフェノクの王が復活するという可能性から、孤児院に子供たちが集められていたことを知る。その後、村上の意向によって「人工的に人間をオルフェノクへと強制進化させる実験」の被験者として殺害された上で、蘇生手術を受けていたことも判明する。つまり物語開始から少し以前、流星塾の同窓会に出席した真理は一度、他の元流星塾生達と共に殺害されて『オルフェノクの記号』を埋め込まれた上で蘇生していたが、記憶を改変されたためその事実を覚えていなかったのである。 他の塾生と違って血縁者がいないため、流星塾生同士の絆を何よりも大切に考えている。その反面、言葉の裏の意味や他人の心の機微を察する事には長けていないので、それが原因でスパイダーオルフェノクこと澤田に殺害されて2度目の死を迎えるが、巧の尽力によってスマートブレイン社の医療技術によって蘇生し、断片的ながらも改変されていた記憶も取り戻す。この一件が、巧がオルフェノクであることを周囲に明かすと同時に巧が流星塾生を襲ったと誤解されることとなった。
余談・小ネタ
TV放映前の予告PVではファイズギアで変身シーンが描写された事から「初の主役女性ライダーか」とも囁かれた。しかも如何にも悪役チンピラモブ?と思われた人物が主役ライダーでした。
関連動画
関連項目
脚注
- *それは巧、真理の中の人曰く「初期はキツイ」と言わしめたと同時に優里亜は「キツくなり過ぎないように演じた」とされる
- *第7話、真理がアルバイト(美容院)先に提出した履歴書より。村上幸平「9月13日は園田真理の誕生日なのだ!」
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