天王州アテネとは、「ハヤテのごとく!」の登場人物で、綾崎ハヤテの元恋人である。
通称「アーたん」、「ハヤテの嫁」などと呼ばれている。CV:川澄綾子
概要
過去
ハヤテが幼い頃、王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)と呼ばれる場所で出会った謎の美少女。
人生に絶望しかけたハヤテを自分の執事にし、二人きりでの生活を営んだ相手である。
ハヤテと同年齢だが、王族の庭城は時の流れが緩やかである為、大人びた雰囲気と高い知性を持つ。
ハヤテの潜在能力を開花させ、執事の技能と独自の恋愛観を叩き込んだ張本人。
現在のハヤテの完璧っぷり(と前時代的恋愛観)は彼女の仕業といっても過言ではない。
二人は出会った直後にキスを交わし、互いへの好意が深まるにつれて相互に強く依存する関係を構築していったが、
ハヤテの両親と英霊キング・ミダスの妨害によって誤解が積み重なり、決別する事になってしまう。
その後、二人は約十年間、再会することが出来なかった。
現在
ギリシャのアテネ市において、ハヤテと再会を果たすが、彼の事を「見知らぬ人」と拒絶する。
しかし、一人きりになったときには再会を喜ぶような、矛盾した表情も見せる。
実は英霊キング・ミダスに人格を支配され、王玉の奪取しか考えられなくなってしまった事に加え、
十年前にハヤテを拒絶してしまった事、ハヤテの兄が失踪した事への罪悪感から心を閉ざしていたのだが、
伊澄、ヒナギクの力を借りたハヤテとの死闘の中、彼への好意を再び強く実感。
ミダスの消滅と共に彼の胸の中に飛び込み、二人は再び結ばれた。
……かに見えたが、ハヤテには既に護るべき相手がいる事を悟り、自ら身を引く形でギリシャに残った。
だが、ハヤテへの思いを捨てたわけではなく、翌日には彼女に宣戦布告、来日も表明した。
しかし、来日後に何らかの理由で記憶を失った上、五歳当時の姿に幼児化してしまった。
その為、”アリス”と名乗り、ハヤテやナギの住むムラサキノヤカタで生活しながら復活を待つ事になった。
記憶が無い為、現在はハヤテに対して、『アテネが最も信頼していた人』というイメージしか持っていない。
十年の歳月は彼女の身体の一部分をハヤテが驚くほど成長させており、下のイラストでもその片鱗が伺える。
また、アホ毛は彼女の心理状態を示すようになり、攻撃するなど自由自在に操る事も可能になった。
天王州家当主にして、白皇学院理事長であり、桂ヒナギクとはかつて友人であったが、現在は疎遠になっている。
ヒナギクはハヤテから聞いた幼少期のアテネのイメージを「恐怖の大王みたいな女」と評している。
(その際、ヒナギクはその恐怖の大王みたいな女がアテネである事を知らなかったが)
関連動画
関連項目
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