概要
上司のうち、女性である人のこと。働く女性の増加、女性の高学歴化、政府が女性の社会進出を推進する方針をとっていることで増えつつある。
萌え要素としての女上司
学歴が高いので年下だがその女性の方が出世した、その女性がものすごく有能である、中途採用や出向など特別な事情がない限り、大抵は主人公よりも女上司の方が年上になる。
上司である以上、部下である主人公などには命令する立場であり、厳しく指導して反感を持たれたりすることも多い。しかし、たいていの創作において序盤の反感は中盤からの感情の逆転の伏線である。
主人公は女上司の意外な一面を見せられて、普段の姿とのギャップによって新たな感情に目覚めることが多い。割合的には、ポンコツかわいい、が大半を占めると思われる。職場では頼れるキャリアウーマンでありながら、私生活ではずぼらであったり意外とかわいい趣味をしていたりという落差によって主人公や読者を落とすのである。
女上司の隠された一面が判明したあとでも、あるいは恋人関係にまでなった後でも、職場では相変わらずの厳しい態度を維持し続けるのもまたお約束の一つである。その場合、職場でいちゃつけない分はプライベート空間ではより甘々な関係が強調されるようになる。
他の萌え要素との被りに関する考察
「先輩」との差異
職場で主人公を指導する立場、という面では「先輩」と被る点も多い。当たり前だが、上司と先輩は属性として同居できてしまう。
違いとしては、「先輩」は学生でも持てる属性であるのに対し、「上司」はほぼ社会人に限定される点や、入社年次によっての割とあいまいな関係性である先輩後輩よりも、明確に階級で区切られた上司と部下という関係によってよりギャップが強調される点だろうか。
その他
職場や所属組織において、立場が主人公より上になれば、言葉の上では女上司となってしまう。
女性でありながらもならず者や屈強な男を従えている女騎士や女海賊などもあてはまるだろう。しかし、これらと女上司ではジャンルが異なるように感じられる。
やはり、女上司とその他の属性を区別するにはオフィスなどの現代要素が必須と思われる。がんばっても、軍隊での女上官あたりが限界ではなかろうか。
ニコニコ大百科に記事のある女上司/主な部下(出典)
- オルガマリー・アニムスフィア/主人公他カルデア職員(Fate/Grand Order)
- 葛城ミサト/碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)
- 金剛叶/土間タイヘイ・本場猛(干物妹!うまるちゃん)
- 白藤杏子/ワグナリア従業員(Working!!)
- ターニャ・デグレチャフ/第二〇三航空魔導大隊 他(幼女戦記)
- バラライカ/ホテルモスクワ構成員(BLACK LAGOON)
- 美城常務/武内P(アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ))
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関連項目
- 先輩
- お姉さん
- 年上
- 理想の上司
- ギャップ萌え
- 萌え要素・属性の一覧
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