梅屋敷駅とは、東京都大田区にある京浜急行電鉄本線の鉄道駅である。
概要
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うめやしき 梅 屋 敷 Umeyashiki 梅屋敷 우메야시키 |
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大森町 Ōmorimachi |
京急蒲田駅 Keikyū Kamata |
改札は上下線で異なり、西口改札が上り方面。東口改札が下り方面専用となっており、両改札とも駅員が配置されている。
駅周辺は下町商店街で、線路は賑わいの中を通っていた。その関係で踏切を撤去できず、後述のドアカットが2012年10月20日まで行われていた。
地上駅時代は相対式ホーム2面2線を有していた。2000年度から始まった高架化工事に伴い、2010年5月16日に下り線が高架化され、単式ホーム1面1線の重層式に。2012年10月21日に上下線とも高架化され、ドアカットが解消された。
下り線は京急蒲田駅3階ホームに向かうため、当駅を出るとすぐに上り勾配となっている。
開業年月日は、1901年(明治34年)2月1日。当時は道路上の停留場だった。1923年4月1日に梅屋敷~雑色間で新設軌道が開通し、駅は現在の位置に変更された。
2013年7月18日より京急線で初めて副駅名「東邦大学前」が導入された。
ドアカット
プラットホームは駅の前後に踏切があるため4両分の長さしかなかった。そのため普通車の主力である6両編成の列車は南方2両をはみ出させて停まり、それらの扉を締め切って乗降(ドアカット)を行っていた。はみ出した先はその踏切とただの線路だが、乗務員室がくる位置には乗務員による安全確認のためミニホーム(足場)が設けられていた。
6両編成を組む車両には「ADL」と呼ばれる装置が取り付けられており、梅屋敷駅停車を検知すると自動で南方2両の扉をロックする。ちなみに京急の車両の乗務員室(運転台)には操作した車両とその次の車両(計2両)を締め切りするスイッチが標準で設けられているため手動での取り扱いも可能と思われる。
京急のダイヤはシビアで停車時間もごく僅かである。停まってから気づいてもまず間に合わないので、梅屋敷に用事の際は予め乗車位置に注意されたし。
なお、2012年10月21日に上下線とも高架化されたため、現在は見ることはできない。
駅メロディ
2012年4月9日から、SMAPの楽曲「さかさまの空」が9月末までの期間限定で駅メロディとして導入された。
採用理由は、NHK連続TV小説「梅ちゃん先生」の主題歌であり、東京都大田区が舞台となっている為。
ホーム
番線 | 路線 | 方面 |
1 | ■京急本線 | 京急川崎・横浜・浦賀・三浦海岸方面 |
2 | ■京急本線 | 品川・成田空港方面 |
隣の駅
種別 | 隣の駅 (上り:品川・都営線方面) |
当駅 | 隣の駅 (下り:羽田空港・横浜方面) |
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普通 | 大森町駅 | 梅屋敷駅 | 京急蒲田駅 |
利用者数
年度 | 乗降人員 | 順位 |
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2010年 | 13,544人/日 | 50位/72駅中 |
2011年 | 13,542人/日 | 47位/72駅中 |
2012年 | 14,148人/日 | 44位/72駅中 |
関連動画
駅周辺の様子が1:50から特集されている
ドアカットを扱ったもの
関連項目
外部リンク
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