殺せ、ロシア人だとは、重大な誤訳の結果生まれた台詞である。
殺せ、概要だ
Call of Duty:Modern Warfare2(日本語吹き替え版)のミッション4「幕間」において空港での無差別銃撃テロを実行する直前にマカロフが発するセリフであるが、マカロフに従って民間人を銃撃すると即ゲームオーバーとなる。[1]ちなみに「ロシア人だから」とマカロフらを銃撃しても裏切り者と見なされゲームオーバー直行である。
そもそもこの場面、海外版でのマカロフのセリフは「Remember - no Russian.」であり、この場面での「no Russian.」の訳としては「ロシア語は厳禁だ。」もしくは「(俺達は)ロシア人ではない。」あたりが適切である。
このセリフはテロがどういう意図で実行されたのかを踏まえたものであり、誤訳するとストーリーの解釈にも影響してしまう。その詳細については本編を実際にプレイするか、プレイ動画やwikiなどを参照されたい。
この日本版MW2自体大小多数の誤訳があるが、その中でも誤訳内容とステージの印象深さから特に有名な誤訳として度々話題に上がる事になった。
ちなみに、海外版のミッションタイトルも同様に「No Russian」であるが、これを「幕間」としたことはストーリーの流れを踏まえたリネームと捉えるのが適切であり、誤訳ではない。また、後年発売されたキャンペーンリマスターではちゃんと「ロシア語は厳禁だ。」と修正されている。
殺せ、関連動画だ
殺せ、関連項目だ
脚注
- 19
- 0pt

