炎とは、
気体を燃焼したときに見られる、光と熱とを発している状態のことである。
日本語においては火よりも激しく燃え上がる状態を指す場合が多い。
「火炎」と呼ばれる場合もある。
概要
有機物の燃焼の場合、気体の炭素、炭化水素、水素などが燃焼している。
炎の色と温度は燃焼している物質によって変わる。色については炎色反応の記事を参照。
英語として
炎を示す英語としてはフレイム(Flame)が当てはまるが、日本語と英語ではニュアンスが異なり、いくら激しく燃えていても火災は「Fire」の側を使う。
※Flame側に火災の意味はなく、「何かが燃えている火・部分/領域」を指す。
その他の意味
人名
作品名
漢字として
炎
- Unicode
- U+708E
- JIS X 0213
- 1-17-74
- 部首
- 火部
- 画数
- 8画
- 意味
- 火の光、ほのお、燃え上がる、とても暑い、夏、とても熱い、炎のように激しい、炎症、という意味がある。〔説文解字・巻十〕には、「火光の上るなり」とある。
- 字形
- 火+火の会意。
- 音訓
- 音読みはエン、タン(漢音)、エン(呉音)、訓読みは、ほのお、もえる、やく、あつい 。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 炎は〔説文〕で部首である。ほかに燄、𦧡、𤎭、煔、燅、𤏻、粦などが属する。
- 声符
- 炎を声符とする漢字に、倓、剡、啖、惔、淡、郯、棪、欻、琰、睒、痰、緂、談、覢、錟などがある。
- 語彙
- 炎炎・炎暑・炎症・炎上・炎天・炎天下・炎熱・炎風
異体字
関連項目
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