焼き鳥丼とは、丼ぶり飯の上に焼き鳥の具を乗せた丼料理である。
概要
近年に出来た創作料理の一つであり、主に居酒屋など焼き鳥を扱っている店舗のご飯メニューの一つとして提供されているが、今日においてはその知名度も上がっており、商品バラエティの豊富な牛丼チェーン店や一般的な飲食店でも見かける事もある。
基本的には鶏肉と葱を焼いたものを焼き鳥のたれと共に丼ぶり飯の上に乗せたシンプルなものだが、そのレシピに決まりは無く、店ごとに独自のレシピがあると言っても過言ではない。オーソドックスにフライパンで葱と鶏肉を焼いて作るものから、たれを塩だれにしたもの、塩だれも使わず塩焼きでこしらえたもの、実際に串で焼いたねぎまの串を外して作るもの、串付きのまま丼に乗せたもの、焼き葱の代わりに万能ねぎを散らしたもの、最後に卵黄や温泉卵を乗せたもの、つくねを使ったものに至るまで、その形態に決まりはない。
様々なバリエーションが存在するが、大まかな傾向としてはその特徴が料理名に現れる事が多い。例として炭火焼きで作ったものは「炭火焼き鳥丼」、塩だれや塩焼きを使ったものは「塩焼き鳥丼」、つくねを使ったものは「つくね焼き鳥丼」など。
焼き鳥という料理で言えば北海道の一部など地域によっては豚肉を使ったものも焼き鳥と言い表される事があるが、そういった在所であっても焼き鳥丼で豚肉が使われる事はほとんどない。(ただし一部商品等では焼き鳥弁当の名称で豚串をご飯の上に乗せてお弁当として販売しているケースが確認される。)[1][2]
焼き鳥は居酒屋や焼き鳥専門店、あるいはスーパーの総菜コーナーなどで手軽にテイクアウト出来るため、焼き鳥だけ買ってきて家でご飯と合わせる事で手軽にご家庭でも再現が可能。または夕べの飲み会で焼き鳥が余ってしまった時のアレンジにも活躍する。変わったものが食べたくなった時などに労力をあまり割かずに作る事が出来るため、一人暮らしのベテランさんなどに非常にお勧め。その気になればアウトドア料理としても手軽に作る事が出来る。
関連動画
関連項目
脚注
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