脱衣ブロック崩しとは、コンピューターゲームの一ジャンル「ブロック崩し」に脱衣要素を加えたものである。
歴史
脱衣麻雀の全盛期には、他の脱衣ゲームもいろいろリリースされていてブロック崩しもあり、普通のブロック崩しをクリアすると脱衣画像が出るものや、画像がブロックで隠れているものなどがあった。
その後1999年にWebブラウザで動くJAVAアプレットの爆裂ブロック崩しが登場する。特徴として
- 服=ブロックとなり、脱衣とゲーム性が融合
- システムがフリー配布で、絵だけ用意すれば自サイトに設置出来る。CGI不可のサーバーでも可。
- ボールをパドルの真ん中に当てると貫通弾になる
- 残り数%のブロックは崩さなくてもクリアになる
などがある。
当時イラストなどの創作活動は自分のサイト(ホームページ)を持ってサーチエンジンに登録して見に来てもらう形が主流であり、イラストを公開する延長上でゲームを公開できること、またレイヤ機能のあるお絵かきツールと服を別レイヤにする描き方が普及してきたのも追い風になり、多くの絵師サイトに設置されていた。
その後ブラウザゲームの主流がFLASHに移行するとB2 Online(2002年)が登場。爆裂崩しの特徴を引き継ぎ、さらにアイテムや耐久ブロックの要素が加わり、かなりの数が作られた。
しかし、創作活動のSNS移行が進んで自サイトが見てもらいにくくなると、自サイト設置型のブラウザゲームは衰退していく。そして2020年末のFLASHの廃止で多くが消えたりプレイできなくなってしまうことになる(FLASHエミュレーターRuffleもB2崩しには未対応)。
それでも探せば現行環境対応のJavaScript版爆裂崩しなどを使った作品も少しは見つかるし、自サイトを持ってなくてもゲームアツマール等に投稿することも可能である。
またブラウザゲーム以外に同人やフリーのダウンロードソフト・アプリなど、今でも地味に生き残っているジャンルではある。
関連動画
関連項目
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