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阿部健太(あべ けんた、1984年9月8日-)とは、愛媛県松山市出身の元プロ野球選手(投手)である。現在は東京ヤクルトスワローズのスカウト。
概要
OB | |
---|---|
阿部健太 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛媛県松山市 |
生年月日 | 1984年9月8日 |
身長 体重 |
184cm 77kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2002年ドラフト4巡目 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
地元の松山商業高校で、2年次にエースとしてチームを夏の甲子園ベスト4に導く。2002年のドラフト会議で、大阪近鉄バファローズに4巡目で指名され入団。背番号48。ドラフト同期には坂口智隆、横山徹也、大西宏明、下山真二らがいる。
プロ入り後
2003年(1年目)の8月から一軍昇格、5試合に登板してプロ初完投を含む2勝を挙げ防御率2.16という好成績を残す。岩隈久志そっくりの投球フォームと、岩隈のかつての背番号を背負っていたことから岩隈2世として多いに期待を集め、首脳陣は新人王資格を残すために最後の登板機会をスルーさせたりした。
2004年(2年目)は開幕一軍を逃すとそのまま二軍暮らしが続き、首脳陣の配慮は無意味に終わる。終盤に一軍昇格し、近鉄の最終戦で敗戦投手となり、近鉄最後の敗戦投手として名を残すことになった。オフに分配ドラフトでオリックス・バファローズに移籍。背番号48。
オリックスでは3年間で合計8試合しか登板機会が無く、2007年オフ、濱中治・吉野誠との交換トレードで平野恵一と共に阪神タイガースへ移籍。背番号56。
2008年は開幕一軍入りすると、主にビハインドの場面を担当する中継ぎとして一軍定着。ほぼシーズンを通して一軍で投げ、32試合に登板して防御率2.96というキャリアハイの成績を残した。
2009年は開幕一軍入りし谷間の先発も担当したが、シーズン後半は二軍暮らしが多くなり19試合の登板に終わる。
2010年からは2年連続一軍登板なしに終わり、2011年オフ、戦力外通告を受け、トライアウトを経て今度は東京ヤクルトスワローズへ移籍。背番号58。
2012年は開幕一軍入りし、一軍と二軍を往復しつつ15試合に登板、防御率3.60。
2013年は7月3日の横浜DeNAベイスターズ戦で2番手として登板、直後にチームが逆転して勝ち星が転がり込んだが、なんとこれがルーキーイヤーの2003年9月14日以来10年ぶりの勝利。遠山奬志の持つ3507日を上回る、NPB最長記録となる3580日ぶりの勝利という珍記録をマークした。シーズン成績は18試合で1勝3ホールド、防御率4.50。
2014年は11試合に登板したが防御率13点台とボコボコにされ、オフに戦力外通告を受け現役引退。ヤクルトに残りスコアラー兼打撃投手に転身した。
2015年、チームのヤ戦病院化怪我人続出により、二軍で試合に出場できる野手が足りなくなる。そのため、投手なのに野手起用を前提に育成契約で現役復帰した。背番号は107。
二軍では野手として起用され、内海哲也からタイムリーを放つなどの活躍も見せたが本業ではないためか良い成績は残せず、オフに自身3度目の戦力外通告を受けて現役を引退しスカウトに転身した。ちなみにこのシーズン本業である投手としての登板は一度も無かった。
成績
通算投手成績
通算:9年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 110 | 7 | 1 | 0 | 3 | 3 | 0 | 4 | .500 | 175.2 | 50 | 133 | 89 | 88 | 4.51 |
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関連項目
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