スタジオぴえろ制作、オリジナル企画の魔法少女シリーズの第四弾。
1986年に日本テレビ系で放映された。全25話。
概要
花園ユーミは10才の女の子。花の国の妖精であるかき丸とケシ丸と出会い、描いたものを実体化する魔法のステッキを与えられる。
本シリーズでは、お馴染みとなった変身シーンがなく、姿が変わることはなく、全体的に明るく楽しい作風へと回帰している。
本来狙うターゲット(低年齢女子層)を意識した作りは正しかったものの、前三作のシリーズファン層とは合わず、さらに描いた服が時間切れで消えてしまった事でユーミが裸になってしまうなどその手の人を狙ったかのような悪ノリ的な演出が多くなり、テレビ局側の不興も買ってしまっている。結果、放送は25話で打ち切られてしまった。
以後、『魔法のステージファンシーララ』まで、12年間魔法少女シリーズはTVから消えた。
さらに不幸な事に、放送から3年後にはユーミの声を務めた志賀真理子氏が交通事故で急逝してしまう。
これらの事から、ある意味でぴえろ魔法少女シリーズの黒歴史となってしまった作品と言える。
あらいきよこによりアニメ連動企画として「ちゃお」(小学館)に連載、コミカライズされた。(単行本全二巻)
こちらは一部のキャラの年齢が引き上げられている。
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関連項目
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