黒譜面とは、家庭用のbeatmania IIDX 15 DJ TROOPERS(以下CSDJT)で新たに登場した家庭用専用の最上位の譜面のことである。「黒穴」とも呼ばれる。
概要
元々は、家庭用12 HAPPY SKYの裏七級で「Scripted Connection⇒ Long mix」がプレイできたことが発祥。その後、家庭用14 GOLD(以下CSGOLD)の段位認定モードの皆伝コースにてVANESSA(3曲目)、KAMAITACHI(4曲目)にANOTHER譜面の上位互換的な譜面として搭載。しかし当時、その難易度情報は裏七級の場合はHYPER扱い、CSGOLD皆伝の際は空白で、しかも段位認定の裏七級・皆伝を選ばなければプレイ出来なかった(後に、CSEMP+BESTに再収録された際に下記の条件を満たせば皆伝以外でもプレイ可能となった)。
CSDJTではそういった「ANOTHERのさらに上位に位置付けられる譜面」が正式な譜面として登場し、特定の曲のANOTHER譜面にクリアランプ(どのクリアランプでもよい)を点ける or 段位認定モードで該当譜面をプレイすると、FREE MODEに限りその譜面が常駐するようになった。
この譜面は難易度表記がANOTHERの赤文字を黒字で中抜きしたものであったため、「黒譜面」もしくは「黒穴」と呼ばれるようになった。この譜面は、次作の家庭用16 EMPRESS(以下CSEMP)でも引き続き登場している。
なお、この黒譜面には一部異次元な譜面(要するに、わけのわからないものやどうしようもないもの)も存在するが、人間をやめる覚悟を決めたうえでやれば、人間でもクリアできることが証明
されている。
ACへの進出
AC版では復活曲においてANOTHERと入れ替わる形で黒譜面が実装されるケースが散見されていたが、後に21 SPADAにて初実装となった強化譜面群、LEGGENDARIA譜面が黒譜面に相応するものとして登場している。[1]
黒譜面が初めてLEGGENDARIA譜面としてACに移植されたのは24 SINOBUZ時代のことで、第一陣は先述した「VANESSA」「KAMAITACHI」[2]であった。この移植以後、EXPERTコースクリア報酬、ARENAモードのアリーナキューブ累積報酬など、様々な方法で黒譜面が続々とLEGGENDARIA枠に移植されている。
黒譜面一覧
以下は、現在存在する黒譜面の一覧である。Scripted Connection⇒に関しては、CS EMPRESS+BESTには分割して収録されているため、CS HAPPY SKYのLong mixとは3曲合計の総ノート数が異なる。
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関連項目
脚注
- *実装当初は楽曲タイトルに"†"が付いており、通常の譜面とは独立しているものだったが、27 HEROIC VERSEにて通常の譜面と統合され、正式に第五の譜面としてCSにおける黒譜面と同じような挙動をするようになった。
- *EXPERTモードにて歴代の段位認定コースをプレイできる「CLASSIC CLASSフォルダ」が登場した際、CSGOLDからの出典となった皆伝コースの3曲目・4曲目として移植された。
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