WR250R/WR250Xとは、ヤマハ発動機が開発・製造しているオートバイ(普通自動二輪車)である。
Rがオフロード仕様、Xがスーパーモタード仕様である。
ここでは、競技用モデルの「WR250F」については触れないものとする。
概要
WR250シリーズは2007年9月6日に公式発表が行われ、同年11月16日より発売となった。
同社のセローとは異なり、いわゆる「ガチ勢」のオフロードマシン(R)である。
「オフロードのYZF-R1」をイメージコンセプトとしており、エンジンやフレームは完全新設計。
エンジンに至っては高圧縮のショートストローク高回転仕様となっており、ガソリンはハイオク専用である。
余談だが、ヤングマシン誌(内外出版社)によると、Xは現行250ccクラス最速レベルのマシンとのことらしい。
スペック
R | X | |
車両形式名 | JBK-DG15J | |
全長 | 2190mm | 2125mm |
全幅 | 810mm | |
全高 | 1235mm | 1190mm |
シート高 | 895mm | 870mm |
ホイールベース | 1425mm | 1435mm |
地上最低高 | 300mm | 260mm |
車両総重量 | 132kg | 134kg |
エンジン形式名 | G363E | |
総排気量 | 249cc | |
冷却方法 | 水冷 | |
ストローク数 | 4ストローク | |
吸排気弁構造 | DOHC4バルブ | |
内径×行程 | 77mm×53.6mm | |
圧縮比 | 11.8 | |
最高出力 | 31PS/10000rpm | |
最大トルク | 2.4kgf/8000rpm | |
エンジン始動方式 | セルフスターターのみ | |
エンジン潤滑方式 | 強制圧送ウェットサンプ | |
エンジンオイル使用量 | 1.5L | |
燃料タンク容量 | 7.6L(ハイオク指定) | |
燃費 (60km/h定地走行テスト値) |
34km/L | |
燃料供給装置 | 燃料噴射装置 | |
点火装置 | TCI(トランジスタ式) | |
バッテリー | 12V 6Ah(10時間) 純正装着 GSユアサ製 YTZ7S |
|
クラッチ | 湿式多板 | |
トランスミッション | 常時噛合式6速MT | |
フレーム | アルミニウム製セミダブルクレードル | |
ブレーキ | 前:油圧式シングルディスク(ディスク径250mm) 後:油圧式シングルディスク(ディスク径230mm) |
前:油圧式シングルディスク(ディスク径298mm) 後:油圧式シングルディスク(ディスク径230mm) |
タイヤ | 前:80/100-21 51P(チューブタイプ) 後:120/80-18 62P(チューブタイプ) |
前:110/70-17 54H(チューブタイプ) 後:140/70-17 66H(チューブタイプ) |
サスペンション | 前:倒立テレスコピック式(直径46mm,ストローク長270mm) 後:スイングアーム式・モノサスペンション(ストローク長270mm) ※前後ともフルアジャスタブルタイプ |
前:倒立テレスコピック式(直径46mm,ストローク長はRよりも短いが正確な長さは公式未発表) 後:スイングアーム式。モノサスペンション(ストローク長はRよりも短いが正確な長さは公式未発表) ※前後ともフルアジャスタブルタイプ |
乗車定員 | 2名 | |
価格 | 72万1440円 | 75万3840円 |
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関連項目
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